久能山東照宮:徳川家康公をご祭神としておまつりする全国東照宮の創祀 ( 静岡県静岡市の旅 : 2024-05-17 )

 

 

静岡市内をぶらり旅。

今回は、久能山東照宮。

 

久能山東照宮

日本平ロープエェイに乗って、久能山東照宮にやってきました。

 

久能山東照宮とは

久能山東照宮は、徳川家康公をご祭神としておまつりする全国東照宮の創祀です。
徳川家康公は、天文11年(1542年)12月26日三河国岡崎城(愛知県岡崎市)にお生まれになり、あらゆる艱難辛苦の末、戦乱の世に終止符を打ち、江戸時代260余年にわたる世界に其の比を見ない「泰平の世」の礎を築かれ、学問、産業、文化の基礎を確立し近世日本の発展に偉大な功績を残されました。
晩年は大御所として駿府城に在りましたが、元和2年(1616年)4月17日、波乱に満ちた75年の生涯を閉じられました。

徳川家康公は生前、家臣に対し、自分の死後について「遺体は駿河国の久能山に葬り、江戸の増上寺で葬儀を行い、三河国の大樹寺に位牌を納め、一周忌が過ぎて後、下野の日光山に小堂を建てて勧請せよ、八州の鎮守になろう」(『本光国師日記』より)との遺言を残されました。
この御遺命により御遺骸を久能山に埋葬し、その地に2代将軍秀忠公の命により久能山東照宮が創建されました。

(引用元:久能山東照宮公式HPより)

 

徳川家康公が眠る地(諸説あり、のちに日光に改葬されたとも言われています)。

社殿は静岡県唯一の国宝建造物。

国宝社殿は、権現造りという拝殿・石の間・本殿がひとつの建物の中におさめられている社殿になっており、当時としては前例のないつくりになっております。

 

岡崎市にも徳川家康公と縁が深い六所神社や伊賀八幡宮など艶やかな神社はあり、どれも素晴らしいところでしたが、久能山東照宮はそれらとは規模感が違いすぎましたね・・・。

駿河湾を見渡せる久能山:海抜145mの高さに建てられ、敷地も広い!

しかも、国宝の社殿だけでなく、13もの重要文化財に指定されている建物等もある歴史的価値が非常に高い神社でありました。

 

 

楼門(ろうもん)(重要文化財)

楼門(ろうもん)(重要文化財)とは

社務所受付を通ると朱塗りの大きな門が目に入ります。 楼門という2階建ての門です。 軒下中央に第108代後水尾(ごみずのお)天皇の宸筆「東照大権現」の扁額が掲げてある為、「勅額御門(ちょくがくごもん)」とも言われています。 中央の蟇股(かえるまた)に獏(ばく)の彫刻があり、(鉄や銅を食料とすることから平和の象徴とされる)表側左右の格子戸内に随身(ずいしん)、裏側左右の金剛柵内に狛犬(角のない方が獅子、角の有る方が狛犬)が据えられています。

(引用元:久能山東照宮公式HPより)

 

 

神厩(しんきゅう)(重要文化財)

神厩(しんきゅう)(重要文化財)とは

当時は家康公の愛馬を飼育していましたが、現在は名工左甚五郎作と伝えられる木像の神馬が納められています。(眼球はギヤマンを使用しています。) なお、社伝によると家康公の愛馬は神廟裏手石垣の南隅に埋葬されたと伝わっています。

(引用元:久能山東照宮公式HPより)

 

 

鼓楼(ころう)(重要文化財)

鼓楼(ころう)(重要文化財)とは

創建当時は鐘楼(しょうろう)(鐘つき堂)でしたが、明治時代の神仏分離の際、鐘を太鼓 に替えて今の名称に改められました。 太鼓は明治6年旧幕臣小島勝直氏が江戸城にあったものを奉納したと伝えられています。

(引用元:久能山東照宮公式HPより)

 

 

唐門(重要文化財)

唐門(重要文化財)とは

拝殿正面にある門で、屋根は銅瓦本葺黒漆塗の四方唐破風造の門です。羽目板に唐獅子牡丹、黒松に鳥の透彫があります。

(引用元:久能山東照宮公式HPより)

 

 

神楽殿(重要文化財)

 

神庫(しんこ)(重要文化財)

 

竈神社(かまどじんじゃ) 例祭12月17日

 

日枝神社(ひえじんじゃ)(重要文化財) 例祭6月15日

 

御社殿(国宝)

御社殿(国宝)とは

御祭神徳川家康公をおまつりする「本殿」と参拝をするための「拝殿」を「石の間」で連結した「権現造(ごんげんづくり)」と呼ばれる様式で、全国に数多く創建された東照宮の原型となりました。 元和3年(1617)建立。江戸幕府大工棟梁中井大和守正清の代表的な遺構のひとつであるとともに、江戸時代を通じて権現造社殿が全国的に普及する契機となった最古の東照宮建築として、平成22年国宝に指定されました。 通常は拝殿前よりご参拝いただきますが、ご祈祷や結婚式の際には拝殿に昇殿いただきご参拝いただきます。神前での厳粛な雰囲気とともに、内部の美しい装飾もご覧ください。

(引用元:久能山東照宮公式HPより)

 

廟所参道(重要文化財)

 

神廟(しんびょう)(重要文化財)

神廟(しんびょう)(重要文化財)とは

神廟は本殿の後方にある廟門より約40段の石段を登った所にあります。 ここは御祭神徳川家康公の御遺骸を埋葬し奉った所で以前は御宝塔と称えていました。 元和2年(1616)の創建当初は木造桧皮葺の造りでありましたが、寛永17年(1640)に3代将軍徳川家光公により現在の石造宝塔に造替されました。宝塔の高さは、5.5メートル、外廻り約8メートル、前面に唐戸があります。軒の四隅に唐銅の風鐸が掛かっています。
なお神廟は家康公の御遺命により西向きに建てられています。西の方には、公の御両親が子授け祈願の参籠をされたという言い伝えを持つ鳳来寺があり、さらにその西に岡崎の松平家の菩提寺大樹寺、家康公誕生の地である岡崎城があります。そしてその延長線は京の都へと続いています。

(引用元:久能山東照宮公式HPより)

 

久能山東照宮博物館も入場券は購入していたのですが、バスの時間が間に合わないので泣く泣く回避。

次回来たときに行きたいと思います。

 

もう感動。

一生に一度は行くべきかと思います。

 

静岡市の旅つづく。

 

地図・アクセス

〒422-8011 静岡県静岡市駿河区根古屋390

 

撮影機材

コンデジ:SONY 「RX100Ⅵ」(JPEG 2M出力)

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