セラミックパークMINO(前編):豊かな自然に囲まれた美術館 ( 岐阜県多治見市の旅 : 2025-02-02 )

 

セラミックパークMINO(岐阜県多治見市)

プラティ多治見から多治見駅前に戻ってきたら、みたことないバスが停車中。

ききょうバスという多治見市のコミュニティバスでした。

しかも、オリベ観光ルートという観光地を巡回してくれるバスということなので、何も予定決めずに乗車。

 

ききょうバス内には、なにやらアニメの女の子たちのポスターがたくさん設置。

どうやら、多治見を舞台にしたアニメ作品があるようです。その声優さんたちが乗車中にアナウンスをしてくれておりました。ファンには胸熱ですね。

 

ききょうバス・・・1乗車たったの100円の安さ。ありがたい。

 

そしてやってきたのが、セラミックパークMINO。もちろんはじめて。

 

セラミックパークMINOに到着

 

玄関・アプローチ(到着口)

 

セラミックパークMINOとは

自然が豊富な岐阜県東濃西部地域。その恩恵を受けて一大陶磁器文化が育まれてきました。その長い歴史の末に、この地域は日本一の陶磁器生産地として発展し、海外の需要に応えるまでの充分な技術も備え、名実ともに世界の陶磁器文化首都へと改革を遂げています。
セラミックパークMINOは、その地にふさわしい、世界の陶磁器を通じた楽しみ方をさまざまな角度から提案する各施設が配備されるなど、まさに文化と産業が一体となり、今後の陶磁器文化を担う施設です。

(引用元:セラミックパークMINOの公式サイトより)

 

到着!と思っていましたが、入り口からは、大きな橋がお出迎え。

建物らしい姿も見えず。

え?この先どうなってるの???

なんかまだ建物内にも入っていないのに、ワクワクさせてくれますね。

 

アプローチの橋とトンネル

橋を渡ると今度はトンネルの中へ。

 

<橋からの眺め>

橋の下は川ではなく、山の谷の部分。

 

ここセラミックパークMINOは、緑のままの自然を残し、元の地形を生かしてつくられた建築物。

橋の下には、(絶滅が危惧されている)自生するシデコブシが生育しているそうで、それを配慮したとのことのようです。

 

トンネル内の天井には、オリベの装飾が施されており、照明も良いアクセントになり、神秘的な空間になっております。

(地形の)屋根を残すため、トンネルが掘られたとのこと。

 

屋上広場

トンネルを抜けると、野外貸出スペースである屋上広場に到着。

美術館館内はここから階を下がって向かうことになります。

館内に入る前に、屋上広場を散策。

 

 

<屋上広場からの景色>

雨雲で薄暗い中ですが、それでも多治見市内を見渡せて壮大な景色を堪能することができました。

 

 

ちなみに上を見上げると・・・

展望台? 結構上にあるんですけど。

あとで行ってみたいと思います!

 

では館内へ。

 

エントランスホール(3F)

2Fへ降り、美術館やショップ&ギャラリー方面へ。

 

ショップ&ギャラリー MI-NO(2F)

普段使いの食器から新進作家の作品まで、種類もデザインも様々な美濃焼ををお手頃価格で豊富に取り揃えているとのこと。

 

 

レストランはイベント時などしか営業しておらず、この日は、休憩スペースになっておりました。

この点は残念。まぁ、営業しても、赤字だもんね。しょうがない。

 

岐阜県現代陶芸美術館(2Fから入館)

美術館では、陶芸家で人間国宝である加藤孝造(かとうこうぞう)さんの作品を観覧させていただきました。

加藤孝造さんは、美濃焼全体の発展に尽くしてこられてきた方。

 

志野焼と呼ばれる鮮やかなピンク色と光沢感や、瀬戸黒という深い漆黒で彩られた茶碗には特に惹きつけられました。

 

 

セラミックパークMINOの魅力はまだまだあるため、次のブログ(後編)につづく。

後編では、屋外施設をメインにご紹介したいと思います。

 

◆地図

〒507-0801 岐阜県多治見市東町4丁目2−5

 

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