二見興玉神社 / 夫婦岩【前編】:大岩・小岩を結ぶ大注連縄は「結界の縄」 ( 三重県伊勢市の旅 : 2024-07-05 )
伊勢市をぶらり旅。
今回は、夫婦岩で有名な二見興玉神社に行ってきました。
二見興玉神社(三重県伊勢市)
二見興玉神社とは
御祭神に猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)を祀り、縁結び・夫婦円満・交通安全などにご利益のある神社。
正面に見える夫婦岩は、沖合約700m先に鎮まる猿田彦大神縁りの霊石「興玉神石」と、日の大神を遙拝するための鳥居とみなされています。古くより神宮参拝の前に二見浦の海水で心身を清める禊をする「浜参宮」という習わしがあり、現在でもまず神社に参拝し、お祓いを受けてから神宮へ向かう参拝者も多いです。
境内には、猿田彦大神のお使いとされる二見蛙(無事にかえる、貸したものがかえる)が多数奉納されています。
(引用元:観光三重HPより)
約10年ぶりに二見に訪れました。
伊勢神宮外宮方面から向かうと、到着前にみえてくるのが、車窓からみえる伊勢忍者キングダムの安土城天主閣。
伊勢戦国時代村(?)から名前は変わっても山の上に見えるお城の風景は変わらないですね。
この光景をみると、二見に来たなぁ〜て実感できます。
神社外苑
二見浦公園 無料駐車場に到着。
二見海水浴場あたりから、旅館街の海岸沿いに長い松林が続くこのあたりは、神社外苑とも呼ばれます。
ここから二見シーパラダイスという水族館まで、海岸沿いを巡り往復することにしました。
このあたりは旅館がたくさん立ち並んでおり、雰囲気が良いですね。
仕事やめたら、ここでまったり一泊したい。
あ!トゥクトゥクだ!!!
伊勢志摩ではトゥクトゥクで観光スポットを巡るサービスが行われています。いつか乗ってみたい・・・。
二見興玉神社に向かう前に、まずは海に突き出た防波堤からの景色を堪能。
はやくも夫婦岩がみえちゃいましたね。
二見浦海岸は綺麗に整備されていて美しい。
以前は冬に訪れたため、北風の突風で凍えるような寒さでしたが、今回は33℃近い暑さと晴天・・・汗が止まりませんね^^;
第一鳥居
大正15年9月に、大阪せんば神榮講より奉献された神社のシンボルとなる鳥居。
二見蛙
二見蛙とは
境内に多く見受けられる蛙の奉献は、元来この地が御日の神の拝所であり、皇大神を御日の神と崇めたる時代に在りて、祝詞式に、所謂、谷蟆々の狭渡る極みなどあり、日の神に谷蟆々(蛙)を献じたるものなりと伝えられ、又、御神石である興玉神石を伊勢の海の守護の澳魂とあがめ、龍神崇拝の精神を一つにして、龍神は雨を喜ぶと云う意味から蛙を献ずるのであるといわれ、社伝には神宮参拝者が、旅の安全、航海の安穏を祈念して無事「かえる」の願からでたものとも云い伝えられています。
当地は不浄汚穢を禊祓う霊場であるところから、蛙を戴いて小児の痒、腫物その他病痛の邪気を祓って必ず快癒といわれ、信奉されてきました。
現在におきましても、御参拝の皆様は無事かえる・貸したものがかえる・若かえるなどの縁起により御利益をいただいております。
(引用元:二見興玉神社 公式サイトより)
天の岩屋
天の岩屋とは
古来、宇迦御魂大神を岩窟内に奉祀されていた三宮神社の御遺跡であり、当神社が日の神拝所の御由縁によって天の岩屋と称して尊拝するに至ります。
古来の岩屋のほとりにて菊酒と稱する神酒及び無垢塩草を授与し、貝殻を販されており、現在の岩屋授与所がその旧地であります。
境内にて夫婦岩を拝する展望を有し、明治45年5月、皇后陛下行啓の際に、此の所に御休憩され、全面に於ける海女の作業を台覧あらせられて展望を賞讃あそばされました。(二見興玉神社 公式サイトより)
岩屋授与所
往古より、岩屋横にて菊酒、無垢塩草、貝殻などを授与していた、今の神符授与所はその旧跡とのこと。
少し長くなってきたので、後編に続く。
二見興玉神社 公式サイト:https://futamiokitamajinja.or.jp/
◆地図
〒519-0602 三重県伊勢市二見町江575