岡崎市東公園:驚愕の恐竜ワールドと愛され動物園 (愛知県岡崎市の旅 : 2025-11-29)

 

岡崎市東公園(愛知県岡崎市)

西エリアの池周辺で、水面を赤く染める艶やかな紅葉と、灯籠や橋が織りなす和の情緒をたっぷり堪能した私。しかし、岡崎市東公園の懐の深さは、ここからが本番でした。

秋の光に溶ける、岡崎市東公園紅葉まつり (愛知県岡崎市の旅 : 2025-11-29)

紅葉の木立を抜け、さらに東へと足を向けると、そこには静謐な「和」の世界とは180度異なる、活気と驚きに満ちたワンダーランドが広がっていたのです。

1. 賑わいの中心地。家族連れの笑顔弾ける「東広場」

紅葉の並木道を抜けた先、視界がぱっと開けました。そこは、東公園の中核ともいえる広大な多目的広場です。

祭りの熱気と地元グルメの誘惑

この日は「東公園紅葉まつり」の真っ最中。ステージが設けられた広場には、色とりどりの露店がずらりと軒を連ね、まるでお祭りの本番のような賑わいを見せていました。

中でも行列が絶えなかったのが、岡崎の名店「暴れん坊チキン」。

香ばしい揚げたての匂いが広場全体に漂い、ベンチでは多くの家族連れが美味しそうに唐揚げを頬張っています。キッチンカーや屋台が並ぶ光景は、秋のひんやりした空気を一気に熱く変えてしまうようなパワーがありました。

遊びの楽園と、止まらない子供たちの歓声

広場の一角には充実した遊具コーナーがあり、子供たちが寒さを忘れて駆け回っています。紅葉という「大人の楽しみ」だけでなく、子供たちが思い切りエネルギーを発散できる場所が共存している。このバランスの良さが、長年市民に愛される理由なのだと肌で感じました。

2. 突如現れる太古の記憶。森に潜む「巨大恐竜」の衝撃

賑やかな広場を抜け、さらに奥へと進むと、私の「大人としての常識」が軽く吹き飛ぶ光景に出会いました。緑豊かな公園の風景の中に、突如として巨大な恐竜たちが姿を現したのです。

圧倒的なスケール感

「公園にある恐竜の模型」と聞いて想像するレベルを、はるかに超えていました。 真っ赤な紅葉をバックに咆哮を上げる実物大のティラノサウルス。その筋骨隆々とした体躯と鋭い眼光は、大人である私が見上げても思わず足が止まるほどの迫力です。ブラキオサウルスの首の長さ、トリケラトプスの重厚な質感。

何より面白いのは、この精巧な恐竜たちが、日本の伝統的な紅葉の風景の中に平然と存在していることです。太古の巨大生物と、移ろいゆく秋の情景。この不思議なコントラストは、岡崎市東公園でしか味わえない唯一無二のエンターテインメントと言えるでしょう。写真に収めると、まるでSF映画のワンシーンのような一枚が撮れました。

3. 「無料」の概念を覆す、本格派の動物園

恐竜たちの森を抜けると、そこにはさらに驚きの施設が待っていました。東公園内に併設された動物園です。

多彩な顔ぶれに時間を忘れる

公園内の無料動物園といえば、数種類の小動物がいる程度を想像しがちですが、ここは全く違いました。 ポニーやミニチュアホースがゆったりと過ごし、優雅に羽を広げるクジャク、凛とした佇まいのシカ。さらにはラマやサル、色鮮やかなインコから、今や大人気のカピバラ、そして愛くるしい仕草で周囲を和ませるミーアキャットまで。その種類の多さと、動物たちの生き生きとした表情には驚かされるばかりです。

さらに奥、東名高速を越えた「ふれあい」の聖域

さらに驚きは続きます。園内を跨ぐ東名高速道路の上を抜け、さらに奥のエリアへ進むと、そこにはもう一つの動物たちの楽園がありました。 ヤギやヒツジがのんびりと草を食み、マーラやリクガメがのっそりと動き回る。動物ふれあい広場では、モルモットたちの温もりに触れることもできます。

動物園としてのクオリティの高さ、そして何よりこれだけの施設を維持しながら「無料」で開放している岡崎市の姿勢に、改めて深い感銘を受けました。

4. 旅の締めくくり。変化し続ける「東岡崎駅」へ

動物たちに癒やされ、紅葉を愛で、恐竜に驚かされる。 東公園という場所のポテンシャルの高さに圧倒されっぱなしの一日でしたが、さすがに歩き通しの足には疲れが溜まってきました。

げんき館前からのバス移動

公園を後にし、名鉄東岡崎駅方面を目指して20分ほど歩きましたが、ここで足がストップ。心地よい疲労感とともに「岡崎げんき館」の前からバスに乗り込みました。無理をせず、地元の足であるバスに揺られるのも旅の醍醐味です。

変貌を遂げる東岡崎駅と「SWING MALL」

バスを降りた東岡崎駅は、訪れるたびにその姿を変えています。特に注目したのは、2024年に南口側にオープンした商業施設「SWING MALL(スイングモール)」。 かつての駅のイメージを一新するモダンな外観に、飲食店や100円ショップ、ドラッグストアなどがぎゅっと詰まっており、利便性が格段に向上していました。

「次はあの店に寄ってみようかな」「ここのデッキから街を眺めるのも良さそうだ」 駅周辺のさらなる開発への期待を胸に、今回の旅を締めくくりました。

もし私がこの近くに住んでいたら、間違いなく毎週のように足を運んでいるでしょう。 旧本多忠次邸で歴史と静寂に浸り、池のほとりで秋の移ろいを感じ、広場で地元の味に舌鼓を打ち、恐竜に驚き、動物たちに心洗われる。

東公園は、単なる「場所」ではなく、訪れるたびに新しい発見と感動をくれる「生きたエンターテインメント」そのものでした。

名鉄男川駅から始まり、歩いて、見て、触れて、最後は進化する東岡崎駅で終わる。 岡崎という街が持つ、古き良き歴史と未来へ向かうエネルギーの両方を満喫した、最高の一日でした。

さて、次は東岡崎駅周辺をじっくり深掘りする旅に出よう。 そんな決意をしながら、私は帰路につきました。


今回の旅のルート・メモ

  • 歩いたコース: 名鉄 男川駅 → 白鳥神社 → 旧本多忠次邸 → 東公園(池エリア〜東広場〜恐竜エリア〜動物園) → 岡崎げんき館(バス乗車) → 東岡崎駅

  • 立ち寄りスポット: 暴れん坊チキン(東広場内・露店)

  • 新発見: 東岡崎駅南口「SWING MALL」。電車に乗る前の買い物や食事に最適です。

岡崎の魅力は、まだまだ語り尽くせません。皆さんもぜひ、自分だけの「東公園のお気に入りスポット」を探しに行ってみてくださいね!

地図

〒444-0011 愛知県岡崎市欠町大山田1番地

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