愛知牧場 真冬に出会う、菜の花のきざし (愛知県日進市の旅 : 2026-01-18)
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愛知牧場(愛知県日進市)
急遽決まった、1月の牧場散歩
2026年1月18日。
暦の上では真冬の1月ですが、この日は朝からよく晴れ、空気もどこかやわらかく感じられる一日でした。厳しい寒さを覚悟していた身としては、思いのほか過ごしやすい陽気に背中を押されるような気分です。
そんな中、前日に目にしたのが「愛知牧場の菜の花畑が1月17日からオープン」という知らせ。
1月に菜の花――その取り合わせが新鮮で、気がつけば予定を調整し、急遽出かけることにしていました。
6年半ぶりの愛知牧場へ
愛知県日進市にある愛知牧場を訪れるのは、2019年以来、約6年半ぶり。
入場無料で気軽に立ち寄れる観光牧場として、これまで何度も足を運んできた場所です。
最寄り駅は名鉄豊田線の黒笹駅。駅から徒歩10分ほどというアクセスの良さもあり、「ちょっと自然に触れたい」と思ったときに訪れやすいのが、この牧場の魅力のひとつです。
駅を出て、住宅地を抜ける道を歩いていくと、視界が少しずつひらけ、牧場らしい景色が現れます。
久しぶりの訪問にもかかわらず、看板や建物の配置を見た瞬間に、「ああ、ここだな」と自然に記憶がよみがえりました。
四季を映す、愛知牧場の花畑
愛知牧場の楽しみは、動物とのふれあいだけではありません。
この牧場では、四季折々の花を花畑として計画的に育てており、訪れる時期によってまったく異なる風景を楽しむことができます。
春のネモフィラ、
夏のひまわり、
秋のコキアやコスモス、
そして冬から春へと移ろうこの時期の菜の花。
同じ場所でありながら、季節が変わるごとに印象が塗り替えられていくのも、愛知牧場に何度も足を運びたくなる理由のひとつです。
初めて見る、1月の菜の花畑
今回の一番の目的は、もちろん菜の花畑。
花畑エリアへ向かうと、まだ全体のうち2割ほどのエリアのみが開放されていましたが、すでに見頃を迎えている区画もありました。
目に飛び込んでくるのは、鮮やかな黄色。
冬枯れの風景が多いこの時期に、これほどはっきりとした色彩に出会えるとは思っていなかっただけに、そのコントラストがとても印象的です。
黄色い花と、力強く伸びる緑の葉。
その向こうには澄んだ青空が広がり、菜の花が風に揺れる様子を、しばらく立ち止まって眺めていました。
これから気温が上がり、エリア全体が開放されれば、さらに見応えのある景色になることでしょう。
本格的な賑わいを迎える前の、静かなタイミングで訪れられたことも、今回の訪問をより印象深いものにしてくれました。
変わらない牧場の空気
菜の花畑を後にし、牧場内をゆっくりと散策します。
6年半という時間が流れているにもかかわらず、全体の雰囲気は良い意味で大きく変わっていません。
牛舎では、のんびりとした様子で過ごす牛たちの姿。
羊やヤギたちも、冬の空気の中で穏やかに佇んでいます。
餌やり体験を楽しむ子どもたちの声が聞こえ、家族連れで賑わう様子に、牧場らしい温かさを感じました。
白馬のゆきみちゃんとの再会
馬のエリアでひときわ目を引いたのが、白馬のゆきみちゃん。

真っ白な毛並みと穏やかな表情が印象的で、思わず足を止めて見入ってしまいます。
引き馬や乗馬体験も行われており、初めて馬に触れる子どもたちの緊張した表情と、体験後の笑顔の対比がとても微笑ましく感じられました。
そういえば、コロナ後にアルパカがいたお店がオープンしていましたが、いつの間にか営業を終えたとのこと。
大きく変わらない風景の中にも、少しずつ時間が積み重なっていることを、ふと実感します。
進化を感じた飲食エリア
今回の訪問で意外だったのは、飲食エリアが以前よりも充実していると感じた点です。
牧場の定番である乳製品中心のイメージに加え、現在はピザやケバップといった軽食系の店舗も増えていました。
冬場にもかかわらず、食事を楽しむ人の姿が多く、散策の合間に立ち寄りやすい雰囲気です。
軽く腹ごしらえをしながら牧場内を巡れるのは、滞在時間をゆったり取れるという意味でも嬉しい変化だと感じました。
一日では足りない、牧場の楽しみ方
愛知牧場には、今回利用しなかった施設も数多くあります。
バーベキューエリア、パターゴルフ、トラクター観覧車、巨大迷路など、年齢を問わず楽しめるコンテンツが揃っています。
季節や同行者によって、楽しみ方が自然と変わるのも、この牧場の魅力。
次はまた別の季節に、違った目的で訪れてみたいと思わせてくれる場所です。
冬の牧場で感じた、季節の移ろい
真冬の1月に訪れた愛知牧場。
それでも、菜の花という春の気配に触れ、穏やかな陽射しの中で過ごす時間は、とても心地よいものでした。
久しぶりに訪れても変わらず迎えてくれる安心感と、少しずつ姿を変えながら続いていく牧場の営み。
愛知牧場は、訪れるたびに、その時ならではの風景を見せてくれる場所だとあらためて感じました。
次に訪れるとき、花畑はどんな色に染まっているのか。
そんなことを思い描きながら、牧場を後にしました。
地図
〒470-0111 愛知県日進市米野木町南山977




































