松平郷:松平氏発祥の地へ (1) 松平東照宮 ( 愛知県豊田市の旅 : 2024-09-16 )
今回は、前々から行ってみたかった松平郷へ。
松平郷:松平氏発祥の地へ (1) 松平東照宮
松平郷とは
松平郷は、豊田市街から東に10km、国道301 号線沿いの山村にあります。
東に標高684m の炮烙山や標高606m の六所山を有し、西に行くに従ってなだらかな丘陵地となっています。
徳川300 年の礎となった松平八代の歴史は、ここ松平郷から始まります。
(引用元:松平郷 公式サイトより)
天下統一を果たした徳川家康も元は、松平家。
松平家七代の清廉が戦死、家康の実父:八代の広忠は近臣の「岩松八弥」(いわまつはちや)に突然殺害され、松平家初代親氏の天下泰平の願いは、竹千代( 家康) に託されたのでした。
そんな松平郷へ。
今回は、豊田市駅から”とよたおいでんバス”に乗り、松平郷に向かうことにしました。
お久しぶりの豊田市駅。バブル期を思い起こさせる建屋であるT-Faceも健在でした。
駅西側の広場は解体中で、侵入禁止。
そのため、T-Faceに行くには、1階から信号渡らないといけないようです。
とよたおいでんバス10(下山・豊田線)大沼行きで豊田市駅から30分
T-Faceでショッピングを済ませ、いよいよ松平郷へ。
豊田市駅下車し、東側にあるバスターミナル2番乗り場へ。
私が利用したバスは「とよたおいでんバス10(下山・豊田線)大沼行き」
行き 11:08 豊田市駅(発) → 11:37 松平郷(着)
帰り 12:50 松平郷(発) → 13:22 豊田市駅(着)
松平郷は、少し離れにある展望台に行かなければ、1時間程度で観光できるため、上記の行き帰りバスでちょうどよかったです。
では出発。
豊田スタジアムの裏道を通過していきます。豊田スタジアムイベント開催時に便利な路線ですね。
松平郷
松平郷バス停(国道301号沿い)に無事到着。
”まつだいらきょう”ではなく、”まつだいらごう”と呼びます。私は帰ってきてから気づきました・・・汗)
バス停周辺
入口広場:国道301号沿いに駐車場とトイレを備えた広場がありました。
松平郷の中心エリアまでは、山間の坂道を登っていくことになります。
緑豊かな田舎道。歩いていて気持ちがいい。
7、8分ほど歩くと、正面に第一駐車場。奥に松平東照宮が見えてきます。
松平郷亭・・・立派な建物ですが、ただの休憩室。
時間も限られるので、そそくさと、そばにある松平東照宮へ。
松平東照宮
松平東照宮とは
松平東照宮に現存する水濠や石垣は、松平太郎左衛門家九代尚栄によって関ケ原の合戦のあと築かれました。
はじめは、八幡宮と称して松平家の屋敷神でした。1619 年( 元和5 年) 家康を合祀し1965 年( 昭和40 年) 親氏公を合祀しました。 松平太郎左衛門家は、大正初期までこの地に居住しました。(引用元:松平郷公式サイトより)
今回の旅の一番の目的は、松平東照宮の豪華絢爛な漆絵天井画。
2015年に徳川家康公400年祭メモリアル事業として、漆芸家・安藤則義氏により施された108枚の漆絵から成る東照宮拝殿『天井画』。
松平で見られる季節の草花が描かれているとのこと。
圧倒される美しさ。鮮やかさ。見に来た甲斐がありました。最高!!!
最高すぎて長居して、たくさん撮影してしまいました。
松平郷館
産湯の井戸
在原信盛が掘ったと言われ、松平家は代々この井戸の水を産湯に用いました。
岡崎城主松平広忠の子、竹千代( 後の家康1542 〜1616 年) が誕生した際、この水を竹筒に入れ早馬で届けたと言われます。(松平郷公式サイトより)
この後は、松平郷の次の観光スポットである松平郷園地へ。
次のブログ記事につづく。
◆地図
〒444-2202 愛知県豊田市松平町赤原13