湯谷温泉:景観が素晴らしい歴史ある温泉街(愛知県新城市の旅 前編:2023-09-30)

 

湯谷温泉:景観が素晴らしい歴史ある温泉街(前編)

 

人生二度目の新城市へ。

今回は前々から行きたかった湯谷温泉の温泉街に行ってきました。

温泉には入っていませんが(笑)

歴史ある温泉街の様子を前後編に分けてご紹介いたします。

 

湯谷温泉

湯谷温泉(街)とは

愛知県新城市(旧三河国)にある温泉街。

景勝地として名高い鳳来峡の宇連川沿いに広がっており、日本百名湯にも選ばれている。

愛知県道439号能登瀬新城線と鳳来寺山パークウェイとの分岐点に当たる温泉街入り口には温泉スタンドがあり源泉を購入できるほか、2008年(平成20年)には足湯が設置された。

Wikipediaより)

 

 

名古屋市内から湯谷温泉に行くプラン(公共交通機関)

名古屋からできる限り日帰り(夕方前には帰りたい)、かつ公共交通機関(車内で読書したい)で旅したい私にとって、愛知県内とはいえ、湯谷温泉は厳しく、何度も断念。

というのも、JR飯田線は本数が少なすぎなのです。

正確に言うと、行く本数は(地方路線にしては)普通の数ですが、湯谷温泉まで行くと、帰りの電車の本数が非常に少ないのです。

朝8時半に名古屋市内を出発するとして、湯谷温泉駅に到着するのは、早くて、昼の12時7分到着(土曜日の場合)

帰りの電車となると・・・早くて、湯谷温泉駅14時57分発。滞在時間 2時間50分。これだと、名古屋に17時すぎ到着。

 

湯谷温泉内の旅館にて、日帰り温泉や日帰り定食がいただけるプランを利用するならもちろんそれでOKなのですが、

ふらっ〜と温泉街の雰囲気を感じる程度のプチ旅行するだけの場合は、滞在時間3時間近くもいらないのです。(2時間程度でOK)

そのため、いろいろ計画を練っては断念を繰り返していたところ・・・良い日帰りプランを発見!!!

 

それは・・・帰りに新城市バス(Sバス)を利用するという方法。


新城市公式サイトより:https://www.city.shinshiro.lg.jp/kurashi/kokyo-kotsu/s-bus/index.html


湯谷温泉駅前バス停から13時58分発の「Sバス湯谷温泉もっくる新城線」に乗車し、本長篠駅前バス停に14時15分着。

本長篠駅14時20分発の豊川駅行きの電車に乗れば、JR豊川駅に15時3分に到着し、名古屋市内に16時すぎには帰れるんです。

 

Googleマップの検索ではまったくヒットしてくれなかったルートですが、今回このプランで日帰り旅を実行することにしました。

(ちなみに、当日の道路状況により、本長篠駅の発車時刻にもし間に合わなければ、「もっくる新城」まで引き続きバスに乗車し続け、「もっくる新城」バス停に下車した後、豊鉄バス「新城富永」バス停まで25分歩き、そこから豊鉄バスで「豊川駅」か「豊橋駅」か「イオンモール豊川」まで行く予定でした。)

 

豊川駅から湯谷温泉駅へ

今回は、時間優先ということで、名古屋市内から名鉄で名鉄 豊川稲荷駅に下車し、JR豊川駅に乗り換えして、湯谷温泉駅に向かうことにしました。

名鉄 豊川稲荷駅の改札を抜けると、進行方向目の前に、JR豊川駅がみえますので、乗り換えに戸惑う人はまずいないと思います。

 

 

JR飯田線は、マナカ、ICOCAなどのICカードが利用できません。

切符を事前に購入する必要があります。

なお、本長島駅の停車中に、切符確認されますので、もし乗車してから行き先変更したい場合は、乗車後、駅員さんに尋ねてみてください。(もちろん、もともと購入した切符料金を返却はできませんよ)

 

JR豊川駅のホームから名越 豊川稲荷駅をみた光景

隣接しているのがすぐわかりますね。

 

湯谷温泉駅

湯谷温泉駅到着前の電車内は、座席が5割程度埋まるほどであり、それほど混雑はなし。

ほぼ観光客ばかり。外国人観光客も他の観光地に比べては少なめかな。

車内はトイレ付き。

 

・・・そんなこんなわけで、無事、昼の12時7分に到着。

湯谷温泉駅に同時に下車したのは5人程度。

駅は無人駅。

 

切符は、車内で、なぜか、本長篠駅での停車時間帯に回収されました。

あっ、そうそう、JR飯田線、本長篠駅で19分も停車させられるのです。

その謎の停車のおかげで帰りはバスで本長篠駅に行った方が早く帰れるというカラクリがあるわけですが。

駅前は、トイレがあるものの、広い砂利の広場(駐車場)。

かつて栄えた温泉街ではあるものの、さすがに廃れた感は感じざるを得ませんね。

 

ちなみに、前に紹介したSバス”湯谷温泉駅前バス停”は、湯谷温泉駅前にはありません。

駅前から歩いて5分ほどの場所にある足湯の近く(トイレ前)にあります。

私も帰る1時間前まで、バス停はこの駅前の駐車場エリアだと勘違いしていました。

このバス停の名称間違えやすいので、変更してほしいですね。せめて”湯谷温泉”か、”湯谷温泉足湯前”にしてほしいです。

 

湯谷温泉街

湯谷温泉案内図

 

湯谷温泉街は主に駅前の一本道に、お店や旅館、足湯など集中していますが、はじめて訪れたということもあり、宇連川を渡り、今回は温泉街を左まわりにぐるりと一周することにしました。

ではスタート。

 

田舎茶屋まつや

駅前を右に曲がり、線路を渡り、少し進むと雰囲気の良い茶屋に到着。

 

付近を歩き回ったかぎり、温泉街らしい食べ物をいただけるお店は、(旅館を除き)この茶屋1店のみ。

その茶屋こそ、田舎茶屋まつや


田舎茶屋まつや公式サイト:http://www.houinraishoku.jp/html/tempo_shosai_5_09.html


 

私は、バスの出発時間にあわせて、名古屋へ帰る前に訪れました。

店内は、茶屋だけでなく、お土産も販売されております。

 

伝統の味噌を使った五平餅とこんにゃくのみそでんがく(各300円)は自信を持っておすすめ出来る一品とのこと。

今回は、五平餅をいただきました。

お世辞抜きでとてもおいしかったです。見た目もGood!

しかし、帰りのバス出発時間ぎりぎりだったため、そそくさと食べ、会計をすませることになり、店内でまったりすることはできませんでした。

というのも・・・湯谷温泉街に休憩できるお店がこちらの茶屋しかないため、無茶苦茶混むのです。

 

私が訪れた際も、なんとか1席空いたため、店内に入ることはできたものの、五平餅一つ頼むだけで、30分以上待たされました。

余裕をもって入店したものの、あやうく食べずに帰るところでした(笑)

 

店員さんも年配の方々ばかりのため、はっきりいって手際は悪いです。注文の聞き間違えなどもあり、店員さんも混乱しておりました。

とはいえ・・・店員さんたちも温泉街を盛り上げようとして頑張ってくださっているので、そこは広い心で受け止めてあげてくださいね。

 

ちなみに、こんにゃくのみそでんがくは、待ち時間が比較的少なくいただくことができるので、次回はみそでんがくをいただく予定です。

 

といったところで、前編はこれにて終了。

 

◆地図

〒441-1631 愛知県新城市豊岡滝上

 

 

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