約20年ぶりの近江八幡へ 〜ラ コリーナ近江八幡で出来たてバームクーヘンを堪能〜 ( 滋賀県近江八幡市の旅 : 2025-03-15 )

 

ラ コリーナ近江八幡(滋賀県近江八幡市)

今回の旅は、滋賀県の歴史と自然が色濃く残る街、近江八幡市。
実はこの地を訪れるのは、約20年ぶりのことです。

とはいえ、当時の訪問は仕事のため。名古屋から新幹線と在来線を乗り継ぎ、駅に着くやいなや販売店の車に乗って、そのままお客様の元へ直行…。そのまま日が暮れてとんぼ返り、というのがほとんどでした。

そのため、近江八幡の名物や観光地に関しては全くといっていいほど知らず。ふとそんな記憶を思い出し、「だったら、今度こそちゃんと観光してみよう」と、今回はプライベートで近江八幡に行ってみることにしました。

 

名古屋駅からは、特急「しらさぎ」に乗車。車窓からの景色を楽しみつつ、約1時間で米原駅へ。

そこから在来線の加古川行きに乗り換え、近江八幡駅に到着しました。

駅に着いたのはまだ午前10時台。

しかしこの日はなんと、地元の「左義長祭り」が開催されるとのことで、駅前からすでに多くの人で賑わっていました。

どうやら街全体が活気に包まれる一日になりそうです。

 

ラ コリーナ近江八幡

今回の旅の最大の目的は、「ラ コリーナ近江八幡」。


出発前に少し調べていたら、なんとあの大好きな「クラブハリエ」のフラッグシップ店があるとのこと!

しかも、出来たてのバームクーヘンがいただけるカフェが併設されていると聞いては、行かない理由がありません。

混雑が予想されるため、駅に着いてからすぐに向かうことにしました。

JR近江八幡駅の北口6番乗り場から、**近江鉄道バス「長命寺行き / 長命寺経由休暇村行き」**に乗車。約10分ほどで「北之庄 ラ コリーナ前」に到着。バス停の目の前がもうラ コリーナの入口で、アクセスも非常に便利です。

 

 

バスを降りてまず目に飛び込んできたのが、草屋根の建物。これがラ コリーナ近江八幡の象徴とも言える本館です。

どこか懐かしさを感じるけれど、決して古めかしくはない。近代建築でもない。そんな唯一無二のデザインに、入る前からワクワクが止まりませんでした。

こちらの施設は、「たねや」や「クラブハリエ」を運営するたねやグループが手がけた観光施設で、「自然との共生」をテーマに、田園風景と建築が見事に融合しています。敷地内には田んぼや草木が広がり、訪れた人々に深い癒しを与えてくれます。

 

施設に入ってすぐ、目的の「バームファクトリー」の2階にあるカフェへ直行。

ここでは1階で製造されている出来たてのバームクーヘンを、ガラス越しに見ながら味わうことができます。

まだ11時前ということもあり、数分待つだけで席に案内されました。

注文したのは…

  • 焼きたてのバームクーヘンmini / バームコーヒーセット(ホット)
    税込1,250円

 

これが、衝撃的な美味しさでした。
表面はしっとりとしていて、中はふわっと柔らかい。ほんのり温かく、口に入れるとスッと溶けていくような、これまで食べてきたどのバームクーヘンともまったく違う食感です。

セットについてくる生クリームも甘すぎず、バームクーヘンの優しい甘さを引き立ててくれます。普段いただくクラブハリエのバームクーヘンも十分に美味しいですが、出来たての味は完全に別次元。まさに「ここでしか食べられない味」でした。

 

バームクーヘンで大満足した後は、施設内を散策。
他にも、和菓子「たねや」のカステラショップや、オムライスが食べられるカフェ&フードコートもあり、それぞれに個性的なデザインで建てられていて、まるで絵本の中を歩いているような感覚になります。

ただ、今回はあまりにバームクーヘンで満たされてしまったため、他の店舗は次回のお楽しみにとっておくことにしました。

20年ぶりに訪れた近江八幡。
これまで「通過点」に過ぎなかったこの街が、今回の旅では特別な思い出の場所になりました。

ラ コリーナ近江八幡は、単なるスイーツスポットではなく、自然と建築、食が調和した体験型の観光施設。

その空間に身を置くだけで、心がふっと軽くなり、穏やかな時間が流れていきます。

まだまだ近江八幡には魅力的なスポットがたくさんありそうです。
この後は、左義長祭りの賑わう市街地を散策予定。旅は、まだまだ続きます。

 

地図

〒523-8533 滋賀県近江八幡市北之庄町615−1

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