阿寺渓谷:JR野尻駅から歩いて渓谷周辺へ(長野県木曽郡大桑村の旅:2023-09-02)

 

阿寺渓谷:JR野尻駅から歩いて渓谷周辺へ

 

あまりに暑い日が続く今年の夏。

少しでも涼しい地域へ。

前回は、岐阜のJR釜戸駅周辺を旅してきましたが

今回は、名古屋から岐阜を超えて長野県の山間にある渓谷周辺をお散歩してきました。

 

JR野尻駅スタート

自動車よりも公共交通機関、特に電車が大好きな私。

前回のJR釜戸駅同様、名古屋駅から中津川駅・松本駅につながるJR中央本線沿いの駅の一つ:JR野尻駅・大桑村が今回の旅の舞台。


大桑村の公式HP:http://www.vill.ookuwa.nagano.jp/kankou/index.html


長野県といっても、中津川駅から電車で30分の近さのため、名古屋から気軽に日帰りできる距離です。

 

ちなみに、昨今の旅行ブーム・訪日外国人の増加もあり、中津川駅〜松本駅行きの鈍行電車は非常に混みます。

(名古屋〜中津川駅までの快速電車は、よほどのイベントか、通勤ラッシュでもないかぎりは混雑しません)

余裕を持って始発の中津川駅から乗車しないと、おそらく南木曽駅までは立ちっぱなしになる可能性があります。

あと、帰りは・・・時間帯によりますが、日帰りだと、おそらく混みます。

私も野尻駅から中津川間は満員電車状態でした・・・汗)

帰りの満員電車は堪えますね〜。

なので、可能であれば、早朝や夜間帯を利用するなどして、時間調整するか、(中津川駅〜松本駅間のみでも)特急電車を利用する方が良いと考えます。

 

そんなこんなわけで、話を戻しまして

野尻駅に到着。

 

野尻駅の一日平均乗車人員は、76人(2018年度) Wikipedia調べ。

利用者数が少ない駅ということもあり、同じ時間帯で下車したのは、5人だけ。

 

無人駅のため、改札口が機能しておりません。駅舎を通らなくてもホームに入れるほどフリーな駅。

 

本駅は(というか、中津川駅から長野方面の駅はすべて)交通系ICカードが使えません。

下車する際に、切符を回収。乗車の際は、乗車券があるのかないのか、私は見つけることができず、あとで中津川駅で下車する際に「野尻駅から乗りました」と口頭で説明するという日本ならではの信用のシステムになります。

名古屋で生活する上ではほぼ現金を使わないので、無人駅でもいいのでICカードは設置しておいてもらいたいですね。

 

駅前は広い(トイレや自販機はあります)

 

駅の隣には、小さめの公園や、出張所、公民館があり、大桑村の中心エリアのようですね。

駅から阿寺渓谷(あてらけいこく)の入り口である”あてら橋”方面に行くには、西方向に進むことになります。

 

一度駅前を抜ければ、自然いっぱいな田舎道。

うきうきせずにはいられませんね!

 

ちゃんと道案内板が分岐点ごとに設置してくれており、迷わずに行くことができました。

 

 

阿寺渓谷・あてら橋

JR野尻駅から徒歩20分。

阿寺渓谷の入り口にある”あてら橋”に到着。

 

大人になっても、大きな橋でテンション上がってしまいます 笑

 

少し曇り空で、風も強めに吹いておりましたが、景色は最高。

 

橋を渡りきった先に簡易トイレがありましたが、あまりにも汚すぎて回避・・・。

 

おや?

川遊びを楽しむ人たちがたくさん。

行ってみることにしました。

 

ちなみに、大桑村の公式サイト( http://www.vill.ookuwa.nagano.jp/kankou/index.html )には

水遊びについて下記注記があります。

利用される方はご注意くださいね。

 

<水遊びについて>

 阿寺渓谷の水の美しさに魅かれ川に入りたくなる気持ちは理解しておりますが、阿寺川は水遊びのために整備された場所ではありません。美しさと同時に自然の厳しさや危険性も併せ持つ場であり常に水難事故のリスクがあることを充分ご承知おきください。※渓谷内は圏外のため携帯電話で助けを呼ぶことができません

■晴れた日でも川の水温が低く非常に冷たいです。
※参考 7月平均水温13℃8月平均水温16℃ (計測時間:12時)
■浅く見えても足がつかないほど深い場所、見た目以上に急流な場所もあります。
■岩が多く、足元が不安定です。
■雨天時・雨天後は増水、落石の危険性があります。
また、渓谷内が晴れていても上流部で雨が降っている場合があります。
■橋や岩場からの飛び込み、アルコールを摂取した状態での入水などの危険行為はご遠慮
ください。

 

ここから、阿寺渓谷の奥エリアに進みたいところではあったのですが、

この日(土日祝日)は村内のバスが運行されてないこと、

また、この猛暑の中、徒歩では限界があるため、

近くのお蕎麦屋さんで休憩して、野尻駅に帰ることにしました。

 

ほとんど機能していない”くわちゃんバス”(土日・祝日・年末年始運休)

 

この後は、木曽川沿いを西へ。

 

阿寺川橋

 

 

目的地のお蕎麦屋さんに到着。

お蕎麦屋さんについては、下記記事で紹介しております。

おらが村の味処 いなほ:地元のお母さん達による手打ちざるそば(長野県木曽郡大桑村)

 

この後は、木曽川沿いをひたすら東へ戻ることに。

あてら橋に戻ってきました。

駅への帰りは、行きと違い、少し遠回りになりますが、木曽川沿いをさらに東に進んでから向かうことにしました。

 

JR野尻駅に無事到着。

 

 

2時間程度のプチ旅。

次回は、阿寺渓谷周辺に宿をとり、阿寺渓谷の奥にも行ってみたいと思います。

自然豊かで素敵な町。

 

◆地図・アクセス

〒399-5504 長野県木曽郡大桑村野尻

鉄道利用の場合:JR野尻駅下車 徒歩約20分、タクシー約7分

 

 

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