静岡市歴史博物館:家康の時代の道の跡を発掘現場そのままに展示 ( 静岡県静岡市の旅 : 2024-05-17 )
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静岡市内をぶらり旅。
今回は、静岡市歴史博物館へ。
静岡市歴史博物館
この後、新静岡バスターミナルからバスに乗車するのですが、その前に30分ほど時間があったので、近場にある静岡市歴史博物館に行ってみることにしました。
静岡市歴史博物館とは
歴史博物館は、城下町や駿府城大手御門から二ノ丸堀に続く雁行動線を建物内部まで立体的に延長し、街並みと建物が一体となることで、街並みから建物まで伸びる『人の道』を形づくるものです。 また、しっくい調塗装の外壁・1階廻りの木製建具・庇や下屋などにより、歴史的景観との調和を図ることで、「過去と今をつなぎ、未来をつくる」という役割を果たします。 さらに、石垣の石・樹木が魅せる鮮やかな緑の景色の中に、素材感を活かしたアルミエキスパンドメタルの外装をかけ合わせることで、人々を魅了する外観をもつ新たなランドマークとなります。 建設前の発掘調査で見つかり、建物内に取り込んだ『戦国時代末期の道と石垣の遺構』は、当時の情景を肌で感じられ、歴史を学び、気付きの場となり、新たな一歩を踏み出すきっかけとなるでしょう。
(引用元:静岡市歴史博物館公式サイトより)
新静岡セノバ店から西へ。
歴史博物館は、駿府城公園そばにあるため、石垣にお堀に城下町の名残を感じます。
新静岡セノバ店から徒歩5分以内で到着。
2022年にできた施設のため、内装はもちろんのこと、外観も非常に綺麗でした。
静岡市歴史博物館はなんと1階のみは入館無料!
バスの乗車時間を考慮すると、15分ほどしか観覧できる時間がなかっため、今回は1階のみを見学させていただくことにしました。
ちなみに各階の構成は下記の通り。(Wikipediaより)
- 1階 – 静岡の歴史を楽しむ
- 「戦国時代末期の道と武家屋敷の石垣の遺構」展示、家康公研究室、子どもたちの学習支援と市民活動、カフェ、ショップ
- 2階 – 徳川家康公と今川氏の歴史
- 駿府で育った家康、戦国武将として、天下人として過ごした家康の一生が分かり、230年の今川氏の歴史が分かる
- 3階 – 江戸時代の駿府城下町
- 展望ラウンジから静岡市街を展望しながら、城下町であったころから現代にいたる静岡のまちと人の歴史を眺める
- 4階 – 静岡の貴重な資料
- 収集された静岡の貴重な歴史資料が保管されている収蔵室がある
1階を見学してとにかく目を引いたのは、「戦国時代末期の道と石垣」の遺構。
家康の時代の道の跡を、発掘現場そのままに展示されております。
1階の中央スペースを30mほども使っており、当時の駿府の様子を垣間見えるインパクト大な展示物でした。
今回はここまで。
今回の静岡市の旅では、駿府城公園には行けませんでしたが、次回訪れる際はもちろん行く予定。
その際に、こちらの博物館の有料エリアもじっくり観覧させていただきたいと思います。
静岡市の旅つづく。
地図・アクセス
〒420-0853 静岡県静岡市葵区追手町4−16
撮影機材
コンデジ:SONY 「RX100Ⅵ」(JPEG 2M出力)