駅ナカで味わう三重の恵み──桑名駅「伊勢ノ国食堂しちり」ではまぐりラーメン ( 三重県桑名市の旅 : 2025-03-30 )
「伊勢ノ国食堂しちり」 / 蛤あおさ中華そば
駅から徒歩0分!利便性抜群の“地元食堂”へ
いなべ市での旅を終え、桑名市へと戻ってきた午後。
少し遅めの昼食をとろうと向かったのは、桑名駅改札を出てすぐ、駅ビル2階にある「伊勢ノ国食堂しちり」。
JRや近鉄を使って桑名駅を利用したことがある人なら、一度はその存在に気づいているはずです。
駅のすぐ隣という最高の立地にありながら、しっかりと地元の味も楽しめる貴重なお店です。
桑名駅周辺で「ちょっといいものを食べたい」と思っても、周辺には徒歩5~6分圏内に手頃なお店があまりなく、駅近で食事ができる場所は限られています。
そんな中、この「しちり」は、まさに駅ナカの食の拠点。だからこそ「味より立地で勝負してるのでは?」と正直そこまで期待はしていませんでした。
しかし、店内に足を踏み入れると、居酒屋のような温かい雰囲気。
カウンター席もあり、一人でも入りやすいのがありがたいところ。
メニューには地元・三重県の食材を使った品々がずらりと並び、旅人心をくすぐります。
桑名名物・はまぐりが主役の絶品中華そば
今回は、桑名といえばやはり“はまぐり”ということで、「蛤あおさ中華そば(税込1,518円)」を注文。
運ばれてきたどんぶりには、大ぶりのはまぐりが2つも。
ふっくらとしていて、口に運べばぷりっぷりの食感と濃厚な旨みが広がります。
トッピングのあおさも香り豊かで、潮の風味をさらに引き立てていました。
スープは、はまぐりとあおさの旨みが凝縮された贅沢な潮出汁。
あっさりしつつも、深いコクがあり、中華そばというより“海鮮スープを味わう一杯”といった印象。
1,518円と聞くと一瞬高く感じるかもしれませんが、このはまぐりだけでも800~1000円はすると思われる質とサイズ。
値段にしっかりと見合った満足感があります。
他にも、三重県産のカツオのタタキや鳥羽のカキフライ、煮穴子、しらす丼、さらには海鮮丼や貝刺しなど、魅力的なメニューがずらり。次はどれを頼もうかと、すでに再訪を考えてしまいます。
桑名には月に一度は訪れるので、これからは「伊勢ノ国食堂しちり」を旅の締めくくりに定番化していこうと思います。電車の待ち時間にもぴったりな駅ナカグルメ、ぜひ一度味わってみてください。
おまけ
桑名から名古屋に帰ってきて、名鉄百貨店本店で開催されていた「春の大北海道物産展」へ。
不思議なチーズアイスをいただきました。満足満足。
住所 / 地図
〒511-0811 三重県桑名市東方90−2