湯谷温泉:景観が素晴らしい歴史ある温泉街(愛知県新城市の旅 後編:2023-09-30)
湯谷温泉:景観が素晴らしい歴史ある温泉街(後編)
人生二度目の新城市へ。
今回は前々から行きたかった湯谷温泉の温泉街に行ってきました。
温泉には入っていませんが(笑)
歴史ある温泉街の様子を前後編に分けてご紹介いたします。
今回は後編。
湯谷温泉
湯谷温泉(街)とは
愛知県新城市(旧三河国)にある温泉街。
景勝地として名高い鳳来峡の宇連川沿いに広がっており、日本百名湯にも選ばれている。
愛知県道439号能登瀬新城線と鳳来寺山パークウェイとの分岐点に当たる温泉街入り口には温泉スタンドがあり源泉を購入できるほか、2008年(平成20年)には足湯が設置された。
(Wikipediaより)
前編は下記ブログ記事をご覧ください。
薬師如来像
薬師如来像とは
この琉璃嵒山薬師如来の石像一体が奉安されたのは、寛政12年(1800年)5月で鳳来寺の歇堂(けんどう)という人が頌(たたえる文章)をつくっていうのには 「この石の尊像は、薬師如来の徳性がそのままあらわれている。そして財賀を施す者には、福徳、知恵、寿命が限りなからしめんと誓願されているお参りする者には、この功徳がある。鳳液霊泉は、ますます玉のように湧き、これに浴するものは、病がたちどころになおるだろう。鏡智(佛の智慧)が生きとし生ける者にご利益を与えようとしている」 と述べられている。 【引用元:https://www.net-plaza.org/KANKO/shinshiro/tera/yuya-yakushi/index.html】
こちらの石像さんの後ろからは、”湯谷の大滝”の素晴らしい絶景を眺めることができます。
湯谷の大滝
薬師如来石像 の後ろからの眺め
宇連川の上流にある大滝(幅 約20m、落差 約4m)は絶景です。
スマホ(iPhone 12 pro max)でもこれだけ綺麗に撮影できました。
おそらく、望遠に優れたカメラや、高画質のフルサイズカメラなどで撮影したら、たまらなく素晴らしい作品になるのではないでしょうか。
石像の場所から下に下り、浮石橋から宇連川 の上流を眺めるとさらに近い距離で大滝を見学することができるそうですよ。
私は見落としていくことはできませんでしたが・・・。
ちなみに、石像に向かう途中で電車を上から撮影できるスポットもありますよ。
大滝を眺めた後は、温泉街なので足湯”鳳液泉の足湯”へ。
鳳液泉の足湯
鳳液泉の足湯とは
湯谷温泉の開湯は1,300年前であるとされています。
湯谷温泉(鳳液泉)は鳳来寺を開山した利修仙人がつかったという伝説が残されています。
日本百名湯にも選ばれています。
-利修仙人伝-
鳳来寺を開いた利修仙人は、山城国端正群(京都市)の人、欽明天皇三十一年(570年)生まれという。
百済国にわたって仏法を学んだのち、この鳳来の地へきて千寿峯、万寿坂で修道し、白凰元年(672年)入山した。
七本杉の一本を切り薬師仏を刻んで岩上に安置しさらに修行を続けたが、大宝元年(701年)に都へ招かれて文武天皇の御病気を平癒させた。その時仙人は鳳(おおとり)に乗って簫(しょう)を吹きながら都に上がったので、天皇から鳳来寺の寺号を賜った。
利修仙人はたびたびこの鳳液泉につかり、心身を整えて仙術を身につけたという。元慶二年(879年)三百九歳で山中の岩窟に入定した。
この日は9月末だというのに、夏日。さすがに利用客はほとんどいませんね。
ちなみに、足湯の道路挟んだ向かいにお手洗いがあり、お手洗い前に、Sバス:湯谷温泉駅前バス停があります。
本長篠駅、もしくは、(反対方面の)鳳来寺に行くにも大事なバス停ですので、利用される方は、事前にぜひチェックを。
湯谷大橋
湯谷温泉街のもっとも南側に位置する大橋。
紅葉の季節だと色あざかやな景色がみれそうですね。
このあとは、湯谷大橋を越え、ぐるりと左まわりにぐるりと湯谷温泉エリアを一周することにしました。
ただし、駅前の温泉街と異なり、裏手にある旅館・ホテル等は、営業しておらず、建物もだいぶ老朽化しているようでした。
湯谷大駐車場(公衆トイレ)
この後は、湯谷温泉街の北側にある”鳳来ゆ〜ゆ〜ありいな”へ。
鳳来ゆ〜ゆ〜ありいな
温泉、プール、トレーニングルーム、お食事など地元の人たちが楽しめる総合施設。
公式サイト:http://www.sanyurin.jp/yuyu/
たくさんの家族連れが訪れておりました。
夏日の中、湯谷大橋から道路151線沿いを1kmほど歩き続けていたこともあり、しばし休憩させていただきました。
一級河川 宇連川(うれがわ)
宇連川(うれがわ)は、愛知県北設楽郡設楽町および新城市を流れる豊川(とよがわ)水系の河川。
湯谷温泉街の景観にはなくてはならない存在。
”鳳来ゆ〜ゆ〜ありいな”の裏手からは、この一級河川のみごとな景観を眺めることができました。
旅館街
旅の最後は、湯谷温泉街の北から駅前まで続く旅館街。
駅前通りにある旅館はほとんど営業されているようでした。
これらの旅館のすぐ裏手は宇連川が流れているので、おそらく宿泊部屋からの景色も最高なんだろうなぁ。
宿泊しなくてもお食事や温泉に入れる旅館もございますので、次回は利用してみたいと思います。
旅館の裏手側からみた宇連川
そんなこんなわけで、楽しかった湯谷温泉の旅もこれにて終了。
帰りは、Sバスに乗って、本長篠駅前に下車。
ダッシュで、本長島駅へ向かい、無事乗車。
本長篠駅で謎の長時間停車してくれているおかげで、無事、間に合うことができました。
本長篠駅周辺にも行きたい観光スポットはあるのですが、楽しみはまたとっておくことにします。
本長篠駅から豊川駅を経由して名古屋市内に無事帰還。
昔から行きたいなぁ、と思っていた湯谷温泉の風景美をこの目に収めることができて最高に楽しかったです。
次はどこに行こうかなぁ〜。
◆地図
〒441-1631 愛知県新城市豊岡滝上