初瀬街道を散策:旧町の町並み / 江戸川乱歩先生生誕地碑 / かつてのサンロード商店街(三重県名張市の旅:2024-04-20)

 

三重県名張市にある名張駅周辺を2時間半ほどぶらり散歩。

今回は、旧町の町並みの様子をご紹介します。

 

初瀬街道を散策(三重県名張市)

三重県名張市は、大阪・奈良方面と伊勢を結ぶ初瀬街道であり、伊勢参りに利用された道です。この街道沿いには今もなお、多くの名所旧跡が残っているため、古い町並みを感じとることができます。

 

観光地として見学できる施設こそ少なかったですが、町歩きには

 

貝増家住宅(国の登録有形文化財)

通りに北面するつし二階建の町家。一階正面は繊細な格子をたてて弁柄を塗り、つし部分は横細の窓を穿ち、軒先まで塗込める。内部は西寄りの土間に越屋根をあげ、東に四室を田字形に並べ、庭を望む南東室に座敷飾を備える。市街地の歴史的景観を構成する住宅。

 

かつての入浴場

 

かつての上本町サンロード商店街

2023年2月までは、屋根付きのアーケード商店街であったエリアとのことですが、今となっては、綺麗に舗装された裏道といったところでしょうか。

旧町周辺でもっとも人通りがありました。商店街こそはなくなったとしても、地元の方々に親しまれているエリアなんでしょうね。

 

安田家住宅(国の登録有形文化財)

名張城下、神社参道の角地に位置する間口六間のつし二階建で、切妻造桟瓦葺。正面に竪格子構えの下屋を付け、内部は土間と板の間からなる広い吹抜の作業場をもつ特異な平面とする。正面外観は虫籠窓や格子窓、両端に袖壁を設け、城下の景観の重要な核となる。

一般に住まれている住宅のため、中を見学することはできません。

 

コーヒーショップ

 

岡村家住宅(国の登録有形文化財)

旧初瀬街道に面して建つ平入町家。木造つし二階建。間口13m奥行13mと、比較的大きな町家。切妻造桟瓦葺で正面に瓦庇を付け、棟には小さな越屋根を設ける。右手を出入口とし、上屋は大壁で、窓四所を穿つ。近世名張の面影を伝える遺構。

 

 

大和屋(国の登録有形文化財)

「栗ようかん」をつくり続けて150年の老舗。

伝統を感じさせる昔の道具などが間近に見られるのは貴重な機会。

 

木屋正酒造(国の登録有形文化財)

 

榮林寺

元々は、上笠間峠に有り(地元言い伝え)火災により焼失後、名張の宇流冨志禰神社のたもとで復興され通称 柳寺と呼ばれた。
後に、名張大火と言われる火災により現在の名張市本町にて再建され、通称念仏堂と呼ばれ親しまれたお寺。

 

 

江戸川乱歩先生生誕地碑

誕地碑の横の細道を抜けていくと・・・江戸川乱歩生誕地碑広場に辿り着きます。

 

江戸川乱歩生誕地碑広場

 

 

 

他にも”旧細川邸やなせ宿”という建屋があったのですが、こちらについては見学できる施設だったので、別記事でご紹介します。

 

三重県名張市の旅はつづく。

 

所在地

〒518-0727 三重県名張市本町209

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