中川運河 松重閘門:堀川と中川運河を結ぶ名古屋の産業発展を水運面で支えた遺構(名古屋市中川区の旅:2024-05-18)
中川区におしゃれな閘門があるとのことで、ふらっと行ってきました。
中川運河 松重閘門
松重閘門とは
松重閘門は、水位差のある堀川と中川運河を船で通航できるよう、1930(昭和5)年に建設、1932(昭和7)年に供用開始されました。構造は、水門が上下に動くストーニー式で、水門で仕切られた閘室内の水位を上下に調整することで船の通航を可能としていました。陸上輸送の発達により船の利用が減少したため、1976(昭和51)年に閉鎖されましたが、市民の強い要望により保存されており、1986(昭和61)年に名古屋市指定有形文化財に、1993(平成5)年には名古屋市都市景観重要工作物に指定されました。
(引用元:名古屋コンシェルジュより)
松重閘門の最寄駅である名鉄 山王駅に到着。
駅のすぐ北側には東西に流れる中川運河があり、運河沿いを東に進むと5〜10分程度で松重閘門に行くことができます。
中川運河側の松重閘門
ヨーロピアンなデザインがおしゃれですよね。
なんか海外に来たみたい。
昔の建築物は、意匠性も検討されてつくられた建物ばかりでみるだけでワクワクさせられます。
効率や生産性重視の現代ではこんなデザインは通らないですからね。
松重閘門公園からの眺め
堀川側の松重閘門
このあたりは車に乗らない自分はなかかな通りかかることがなく、名古屋に住んでいるものの松重閘門の存在は知りませんでした。
今回、異国を感じるおしゃれなデザインの開門をみれ、名古屋の歴史をさらに知れ、とても身になる旅でした。
周辺には、以前訪れた広見憩いの社や、大須観音などもあるので、近くに訪れた際はまたこの素敵な景観を眺めにいこうかと思います。
ちなみに、こちらの松重閘門は夜間はライトアップされているそうです。
興味ある方はぜひチェックくださいね。
私はこの後、大須観音に寄ることにしました。
それについてはまた別の記事にてアップします。
地図
〒454-0011 愛知県名古屋市中川区