鬼岩公園【後編】:危険と隣り合わせ。歩くのが困難な公園(岐阜県瑞浪市の旅:2024-06-01)
鬼岩公園(岐阜県瑞浪市)
以前から気になっていた公園:鬼岩公園にこの日初めて行ってきました。
鬼岩公園とは
飛騨木曽川国定公園の一角をなし、風雪に洗われた花崗岩の巨岩・怪岩が、周辺の緑と美しいコントラストを織りなす様はまさに絶景です。春の桜、初夏のツツジ、夏の清流、秋の紅葉と四季を通じて自然を満喫することができます。
鬼岩という名は、およそ800年ほど昔、この岩山に関の太郎という鬼人が住み、近郷近在の住人や東山道を山越えする旅人に悪業の限りを尽くしたので、後白河法皇の命を受けた纐纈源吾によって誅伐されたという伝説にちなんでおり、『恐ろしや次月の里の鬼すすき』の古句が今も伝えられています。鬼人が住んでいたという鬼の岩屋をはじめ、太郎岩・まな板岩・鋏岩・源吾岩・首洗池などの名が伝説と共に残っています。
鬼岩公園内には温泉情緒あふれる旅館が建ち並び、付近には料理店・お土産品店があります。この温泉は、その昔、黄甫元勲大禅師が全国御巡釈の際、傷ついた白鷲の湯あみを見て発見されたと言い伝えられています。(引用元:瑞浪市公式HPより)
前編、中編をご覧のあと、今回の後編をご覧ください。
中編でもお話しましたが、とにかく視界が狭く、マップ上でいまどの位置にいるのかよくわからない。
それでいて、自分の体の何十倍もの大きさの岩が頭上にごろごろあり、一歩間違えれば、死に直面するほど・・・。
後編はその続きになりますが、よりディープな世界に入っていきます。
岩沿いに設けられた歩道を進む。前々日の雨の影響もあり、かなり足場は悪い状態。
このあたりから、散策のレベルを超え、登山の域へ。
伝説の鬼人「関の太郎」が佇む岩穴
えーこんなところくぐるの!!!
このあたりに「関の太郎」という伝説の鬼人が佇んでいたそうです。
いくつか道が並走するも、このあたりまで来ると、なにがなんだか・・・。
もみじ橋?
このあたりまで来ると徐々に視界が開けてきて、ひと休憩。
右手にダムらしい建造物を発見。ダム沿いを上流に進むことにしました。
蓮華橋
松野湖
松野湖は、鬼岩公園を流れる平岩川の上流の人造湖。
湖の周囲は森林で、四季折々の美しさを湖面に映し出すそうです。また、釣りのポイントとしても知られています。
この後は、あの険しい公園内を戻るのは困難と判断。
公園に沿って鬼岩ドライブイン近くまでつながっている車道を降って帰りました。
そしてドライブインからタクシーで土岐市駅へ。
鬼岩公園・・・山登りレベルで挑む必要がありますね。
次回行く際は、服装など身の回り品の準備を含め、しっかり事前準備して挑みたいと思います。
所在地
〒509-6251 岐阜県瑞浪市日吉町