岐阜善光寺:胡瓜封じとは? ( 岐阜県岐阜市の旅 : 2024-07-21 )
岐阜善光寺:胡瓜封じ(岐阜県岐阜市)
今回は、岐阜駅から岐阜駅に向かう途中にあるものの訪れたことがなかった”岐阜善光寺”と”伊奈波神社”に行くプチ旅に出かけることにしました。
本ブログ記事では、”岐阜善光寺”についてご紹介したいと思います。
岐阜善光寺になぜ訪れようと思ったのか・・・それは長野の善光寺に行きたいから!笑
長野の善光寺にも今年中に行く予定ですが、岐阜にも善光寺があることを知り、今回訪れることにしました。
岐阜善光寺とは
戦国時代、甲斐の武田信玄公は信濃善光寺から善光寺如来様を持出し、甲府に新善光寺を建立しお祀りしました。
信玄公が没すると、織田信長公によって岐阜に迎えられます。本能寺の変後は、信長公の次男織田信雄公により尾張の甚目寺に、豊臣秀吉公によって京都の方広寺に、徳川家康公により遠江浜松の鴨江寺に移され、そして信濃善光寺の本所にお帰りになったのであります。
この様に信長公時代に善光寺如来がお祀りされていたこの岐阜伊奈波の霊跡に、信長公の嫡孫織田秀信公は、稲葉善光寺堂を建立し、善光寺如来様の御分身をお祀りされました。
それを安乗院と満願寺によって護持されて来たのですが、明治の廃仏棄釈・神仏分離によって伊奈波神社の別当であった満願寺は廃寺となり、その後は安乗院が単独でお護するようになったのです。
今でも善光寺安乗院は、岐阜伊奈波の善光寺として、宗派を超えて親しまれています。
(引用元:岐阜善光寺公式サイトより)
岐阜駅前から岐阜バスへ
岐阜善光寺や伊奈波神社に行くには、岐阜城と同じで12番乗り場スタート。
(時間帯によって4番や13番など他の乗り場の場合もあります)
岐阜バスはSUICAなど東名阪の交通系ICカードが対応できてなかったので、事前に乗車券(切符)を購入(230円)。
ただ、後で知りましたが、2024年3月2日からSUICAやマナカなど全国の交通系ICカード対応になったそうです。
伊奈波通りバス停
伊奈波通りバス停に下車。
ここからは金華山に向かって7分ほど東へ歩きます。
伊奈波通りの参道には、木々が立ち並び、日差し避けに利用することができます。
とはいえ、35℃近い暑さではほぼ無意味かな・・・(笑)
岐阜善光寺の本堂が見えてきました。
すぐ手前には、子安地蔵尊も。
岐阜善光寺に到着
胡瓜封じ?
この日は、病の邪気をきゅうりに封じ込む「胡瓜封じ」という行事が行われておりました。
胡瓜封じとは
当山では、皆様が無事に夏を越せるための「夏越し(なごし)」のご祈祷を厳修しております。
元々は夏を無事に過ごせますようにと祈る夏越し行事(神社で茅野輪をくぐって行われる「みそぎ」・ほうろく灸等)の一つですが、胡瓜封じはきゅうりを私たちの身代わりに見立て、悪い所を持って行ってもらい、病気平癒、病気封じを祈念するものです。
お1人につき1本きゅうりをお持ち下さい。(引用元:岐阜善光寺公式サイトより)
私が訪れた際は、テレビの取材カメラも来てました。
司会の方に見覚えが・・・おそらく、「前略、大とくさん」という番組の生放送ですね。暑い中ご苦労さまです。
「前略、大とくさん」生放送中
この後は、伊奈波通りの参道をさらに奥へ。
いよいよ最終目的地である伊奈波神社へ。
暑すぎる!!!笑
◆地図・アクセス
〒500-8043 岐阜県岐阜市伊奈波通1丁目8