大通寺(長浜御坊):江戸時代初期に建立された真宗大谷派の別院 ( 滋賀県長浜市の旅 : 2024-08-24 )
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大通寺 だいつうじ(滋賀県長浜市)
滋賀県長浜市の旅のつづき。
大手門通り商店街のアーケード街を東に進みしばし進むと南北に開けた参道が。
参道の先に大きな山門。
こういう景色が好き。
ということで、大通寺へ参拝。
大通寺(長浜御坊)とは
真宗大谷派(東本願寺)の別院。正式には無礙智山(むげちざん)大通寺といいますが、一般に「長浜御坊」の名で呼ばれています。本願寺12世の教如上人が、湖北門徒に仏法を説き広めるための道場を、旧長浜城内に開いたのが始まりで、そのころは、長浜御堂と呼ばれていました。安土桃山時代末期、京都に東本願寺が建立され、御堂を大通寺とし、その4年後に現在地に移築しました。伏見桃山城の遺構と伝わる本堂や大広間、長浜城の追手門を移築した脇門(薬医門)など、建造物の多くが、国あるいは市の重要文化財です。県指定の文化財としては、南北朝時代の銘を刻んだ梵鐘があります。客室(含山軒、蘭亭)内部の障壁は、狩野山楽・山雪、円山応挙によって描かれており、その庭園は国の名勝に指定されています。
含山軒庭園は、伊吹山を借景として鑑賞式枯山水。含山の名はこれに由来しています。前方に盛砂を敷き、中ほどに亀島を配して、伊吹山から枯滝に水が注いで見えるよう設計されています。
蘭亭庭園は、小さい池に反(そり)橋がかかる鑑賞式池泉庭園で、松や木犀の老樹を多く用いた優雅な名園です。
<重文>本堂 大広間 含山軒及び蘭亭
<名勝>大通寺含山軒及び蘭亭庭園(引用元:滋賀・びわ湖観光情報より)
古めかしくも趣があり、それでいて、風格漂う山門。
本堂も庭園も素晴らしかったのですが、とにかく山門が美しい。
今回の旅の中でも、特に印象に残る素晴らしい光景でした。
長浜市の旅は、次のブログ記事につづく。
地図
〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町32−9