南紀・熊野古道フリーきっぷで行く”那智勝浦”:(4) 那智の滝 落差日本一の名瀑 ( 和歌山県那智勝浦町の旅 : 2024-09-06 )
(4) 那智の滝 落差日本一の名瀑(和歌山県那智勝浦町)
人生初の和歌山県旅行は・・・那智勝浦!
前回は、紀伊勝浦駅前から那智の滝までのバス移動の様子をご紹介しましたが、今回は、ついに那智の滝とご対面。
南紀・熊野古道フリーきっぷで行く”那智勝浦”:(3) バスで紀伊勝浦駅から那智の滝へ ( 和歌山県那智勝浦町の旅 : 2024-09-06 )
熊野那智大社 公式サイト:https://kumanonachitaisha.or.jp/
熊野那智大社別宮飛瀧神社の鳥居
飛瀧神社の鳥居をくぐり、参道を進むと、あたりは山林に包まれ、薄暗い神聖な空間に。
石段を一歩一歩進むと、奥に飛瀧神社の御神体である那智の滝が現れます。
石段を下りると目の前に、那智の滝。
今回の那智勝浦の旅で一番印象に残った瞬間でした。
那智の滝とは
那智の奥、大雲取連山から流れている流水が大瀧となっており、全山に那智48瀧と呼ばれる数の瀧があるとされ、その中でもとりわけ落差が大きいものが那智御瀧になります。
こちらの瀧は一の瀧とも称し、高さ133m、銚子口の幅13m、瀧壺の深さは10mあり、落下する水量は毎秒1トン程とも言われています。
この瀧の上流の比較的に近い場所に二の瀧・三の瀧と呼ばれる瀧があり、一の瀧から三の瀧までの3つの瀧を総称して国の名勝に指定されています。
また、下流のすぐ近くには瀧修業で有名な文覚上人(もんがくしょうにん)が、この地で修業した逸話に因んで名づけられた文覚の瀧があります。
西行法師の「身につもる詞の罪もあらはれてこころすみぬる三かさねの滝」や高浜虚子の「神にませばまことうるはし那智の滝」など、多くの人々が思いを綴った和歌などが残っています。
この付近一帯は吉野熊野国立公園特別地域に定められ、周辺の山は那智原始林として国の天然記念物に選ばれております。(引用元:熊野那智大社 公式サイトより)
護摩木に願いを込めて、焚き上げたけむりへお清め。
鳥居越しの那智の滝。
写真では伝えきれないほど景観が素晴らしく。本当にパワーを感じましたね。
どういうアングルで撮影しても美しすぎる滝。
参入料を払い、那智の滝の間近へ
参入料(大人300円)を払うことで、那智の滝をさらに間近でみることができるそうなので、行ってみることにしました。
延命御霊水も忘れずに
参入料と一緒に、延命御霊水の瓶をゲット。
龍の口から流れている御水は、那智の御瀧壺の御水で、延命長寿の御水と伝えられております。
延命御霊水の瓶に入れ、早速飲ませてもらいました。
これで私の寿命も伸びたかな(笑)
撮影ばかりしてたら、キリがないので、先に進みます。
御滝拝所舞台
那智御瀧を一番近く、真正面で拝観できる観覧舞台「御滝拝所舞台」に到着。
ここでひと休憩。延命御霊水をゴクリ。
滝を堪能したところで、帰路へ。
御瀧本祈願所:那智御瀧や修験にまつわる神様をお祀りしている建物。
行きの下り坂では景色に見惚れて気づかなかったが、ものすごい坂道だったことを帰りに痛感。なかなか大変。でも神秘的で嫌いじゃない!
名古屋から4時間かけてきてよかった。那智の滝は最高級の思い出になりました。
この後は、熊野那智大社や那智山青岸渡寺へ。
次の記事につづく。
地図
〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山