うだつの上がる町並み:江戸時代から続く歴史ある城下町 ( 岐阜県美濃市の旅 : 2024-10-13 )
忙しく記事更新が遅くて申し訳ございません・・・。美濃市編のつづき。
うだつの上がる町並み:江戸時代から続く歴史ある城下町
美濃市に初上陸。
今回は、美濃市の有名観光地:うだつの上がる町並みへ。
うだつの上がる町並みとは?
美濃市にある「うだつの上がる町並み」は、江戸時代に領主・金森長近(かなもりながちか)によって造られた城下町で、風情のある商家が軒を連ねています。重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、とても美しい状態で歴史的な建物や伝統的な街並みが残されています。
「卯建(うだつ)」とは、隣り合い連続して建てられている町屋に、隣家からの火事が燃え移るのを防ぐために作られた防火壁のことです。
うだつは次第に装飾的な意味を持つようになり、自己の財力を示すために商家の屋根の上には競って立派なうだつが上げられ富の象徴とされました。
(引用元:岐阜の旅ガイドより)
うだつ(防火壁)
隣り合い連続して建てられている町屋に、隣家からの火事が燃え移るのを防ぐために作られた防火壁。
当時の豪商たちはその富を競い合うようにそれぞれ立派なうだつを設けたそうです。
当時も今もマウントや見栄っぱりなところは変わりませんね〜(笑)
主なうだつには
- 小坂家住宅うだつ
- 松久家住宅うだつ
- 加藤家住宅うだつ
- 平田家・古川家住宅うだつ
があります。
上記の写真のうだつは、”平田家・古川家住宅うだつ”
迫力ありすぎですね!
うだつの上がる町並みの様子
早朝のため、まだ観光客は少なめ。
この日は、夕方から、”美濃和紙あかりアート展”が開催されるとのこと。
”美濃和紙あかりアート展”とは、美濃和紙を使用したあかりのオブジェを一般公募し審査を行い、「うだつの上がる町並み」に展示するイベント。
町並みのあちらこちらにたくさんのオブジェが並べられておりました。
私は10時ごろに来てしまったこともあり、夕方前にさようなら・・・。
美濃和紙あかりアートのオブジェ
子供の頃はわからなかったけど、どうして大人になるとこういった古い町並みを歩くだけでワクワクさせられるのかねぇ。
こういった建物に一度でいいから宿泊してみたいなぁ。
古い町並みの後に緑豊かな山々。
昔、両親に連れて行ってもらった三重県の関宿を思い起こさせる美しい光景でした。
うだつの上がる町並みにある”町屋建築「旧今井家住宅」”や”美濃和紙あかりアート館”にも訪れましたので、次回はこちらの観光スポットの様子をお伝えしたいと思います。
つづく。
◆地図・アクセス
〒501-3701 岐阜県美濃市加治屋町1959−1