自然とカフェ「PARK LANE COFFEE」心癒す散策。鈴鹿青少年の森で過ごす、のんびり旅(三重県鈴鹿市の旅:2025-03-08)
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ダイセーフォレストパーク(鈴鹿青少年の森)
少しだけ日常を離れて、気軽なプチ旅を楽しみたい。
そんな思いから向かったのは、三重県鈴鹿市にある「鈴鹿青少年の森」。
現在は「ダイセーフォレストパーク」という名前で親しまれていますが、馴染みのある「鈴鹿青少年の森」と呼ばせていただきます。
この日は、近鉄鈴鹿線の平田町駅周辺からスタート。
目指すは、駅から南へ徒歩30分ほどの場所にある鈴鹿青少年の森。
鈴鹿サーキットのすぐ近くという立地なので、モータースポーツ好きの方にはお馴染みかもしれませんね。
道中は住宅地やのどかな風景が広がり、鳥のさえずりと穏やかな風に包まれながらの散策。
小さな旅の始まりにぴったりの、静かな時間が流れていました。
今回は、あえて公園の北東側にある裏手の入り口から入園しました。
門をくぐるとすぐに、静かに水を湛えた「道伯池(どうはくいけ)」が広がります。
池を囲むように整備された遊歩道を反時計回りに歩いていくと、自然の息吹を感じる心地よい空間が広がっていきます。
少し進むと見えてくるのが、「鈴鹿青少年センター」。
木のぬくもりを感じさせる、おしゃれな外観の公園受付事務所です。
その周辺にはキャンプ場や炊飯場、バーベキュー場などが整備されていて、アウトドア好きにはたまらないスポット。
訪れたのはまだ寒さが残る冬の時期だったため利用者の姿は見かけませんでしたが、春から秋にかけての週末にはきっと多くの人で賑わうことでしょう。
キャンプ場を後にして池の西側へと向かうと、公園のメインエリアともいえる芝生広場にたどり着きます。
ここには大型の複合遊具や、クジャクがいるバードゲージ、「希望の池」と呼ばれる美しい池などがあり、特にお子さん連れの家族に大人気。広々とした空間で、走り回る子どもたちの元気な声が響いていました。何十年前に訪れたときもいたクジャクが今も飼われていたのは驚きでしたよ。
さらに西に進むと、なんとドッグランまで完備。
愛犬家にとってもうれしいポイントですね。
そして南西側には、道路を挟んだ先にも公園エリアが広がっており、トンネルを抜けてアクセス可能。
東京ドーム約11個分という広大な敷地面積を誇るこの公園、1日いても遊び尽くせないほどの魅力にあふれています。
さて、この散策旅の目的地とも言えるのが、公園南側に2023年2月25日にオープンしたばかりのカフェ、「PARK LANE COFFEE」。
公園内の自然と調和した、美しい佇まいが印象的です。
建物は三重県産の木材をふんだんに使ったナチュラルなデザインで、大きな窓からは外の景色がたっぷりと差し込む開放感ある空間。
店内にはスタンディングカウンターと、ペット同伴OKのテラス席があり、リードフックも完備されています。
外からのオーダーも可能で、散歩の途中にふらりと立ち寄れる気軽さがうれしいですね。
今回いただいたのは、「さくらほうじ茶ラテ」(680円)。
淡いお花模様のラテアートが施されていて、見た目からしてホッとさせてくれますね。
ふんわり香る桜の風味と、深みのあるほうじ茶のバランスが絶妙で、寒い季節にぴったりの一杯でした。
テイクアウトもできるので、芝生の上でピクニックスタイルで楽しむのもおすすめです。
「近くにあったら、間違いなく通ってしまうなぁ」と思わせる、素敵なカフェでした。
カフェでのんびりと温かい飲み物を味わったあとは、再び歩いて平田町駅方面へ。帰りはややルートを変えつつ、北へ向かって約45分ほどのんびりと歩きます。
途中、「奈良」という不思議な名前のバス停を見つけてちょっとした驚きがあったり、世界的にも有名な「ホンダ技研」の施設が見えてきたりと、小さな発見が旅の余韻を深めてくれました。
鈴鹿青少年の森は、子どもから大人、そしてペットまで、すべての人にやさしい場所。季節を変えてまた訪れたい、そう思える素敵な時間でした。
所在地
〒513-0825 三重県鈴鹿市住吉町 住吉町南谷口