大窪公園 ― 新緑に包まれた小さなキャンプの森( 愛知県東海市の旅 )2025-05-25

 

大窪公園(愛知県東海市)

大池公園から大窪公園へ

東海市公園散策の旅。前回までに南北に広がる大池公園をぐるりと歩き、その豊かさに圧倒されました。

大池公園を歩く ― 東海市の広大な自然と憩いの空間(前編)( 愛知県東海市の旅 )2025-05-25

大池公園を歩く ― 北エリアの多彩な魅力(後編)( 愛知県東海市の旅 )2025-05-25

今回はその隣に位置する「大窪公園」へと足を伸ばします。大池公園から大窪公園へは、直接道がつながっているわけではなく、ユニークな橋を渡る必要があります。その名も「ウェーブブリッジ」。

名前の通り波打つような形をした橋は、遊び心あふれるデザイン。歩いて渡るとまるで小さな冒険をしているようで、大池公園からの続きというよりは、次なる新しい世界に招かれる入口のようでした。

橋を渡りきると、にぎやかで広大だった大池公園とは一転、そこには新緑に包まれた静かな空間――大窪公園が待っていました。

ひっそりとした小さな公園

大池公園の芝生広場や動物ふれあいコーナーといった華やかさを見てきた後だと、大窪公園はどこか控えめな印象を受けます。園内は緑に覆われ、木々のざわめきや小鳥の声がよく響く、自然に寄り添った雰囲気。

その広さも、大池公園と比べればとてもコンパクトです。端から端まで歩いても、ほんの5分ほど。まさに「森の中の隠れ家」といった趣で、落ち着いて散策するにはちょうどよい規模感でした。

大池公園が「市民の憩いと賑わいの場」だとすれば、大窪公園は「静けさを楽しむ場所」といえるでしょう。

珍しいキャンプ場

そしてこの公園を特別な存在にしているのが「キャンプ場」の存在です。市街地の中にある小さな公園でキャンプができるのは珍しく、訪れたときにも思わず「こんなところに!」と驚きました。

園内のキャンプ場には屋根付きの共同かまどが設置されており、日帰りのバーベキューはもちろん、テントを持ち込めば宿泊も可能です。夜にはキャンプファイヤーを囲むこともでき、都会の近くでアウトドア気分を存分に味わえる穴場スポットになっています。

春には桜の花が咲き誇り、満開の木々の下でバーベキューを楽しむ家族やグループで賑わうそうです。想像するだけで心が弾むような光景ですね。炭を捨てる施設がないため、利用後の処理には注意が必要ですが、それもまた自然を守るためのルール。訪れる人がマナーを守ってこそ、この特別な場所が未来へ残されるのだと思います。

公園の過ごし方

大池公園や、これから訪れる加家公園(通称メルヘンの森)は遊具や広場が整い、思いきり体を動かして遊べる公園です。そのため、この大窪公園は遊ぶというよりも「泊まる」「くつろぐ」といった使い方が似合います。

日中は隣接する公園でたっぷり遊び、夕方からは大窪公園でテントを張ってキャンプを楽しむ。自然の中で火を囲み、夜空を見上げながら語り合う――そんな公園の使い方ができるのは、ここならではの魅力だと感じました。

また、公園自体がこぢんまりとしているため、大人数よりも少人数でしっぽり過ごす方が雰囲気に合いそうです。人であふれる大池公園を抜けた後に訪れると、静けさが一層際立って感じられます。

再び橋を渡って次の公園へ

キャンプ場のエリアを抜けると、再び橋が現れます。橋の名前は分かりませんが、先ほどの「ウェーブブリッジ」と同じようにユニークな造形をしており、公園をつなぐ回廊としての存在感があります。

橋を渡りきり、ゆるやかな坂道を下ると、次なる目的地「加家公園(メルヘンの森)」へと続きます。ここからはまた雰囲気が一変。遊び心に満ちた個性的なエリアが広がっており、大池公園・大窪公園と巡ってきた旅の流れがさらに彩りを増していきます。

今回は大窪公園について紹介しました。にぎやかな大池公園に隣接しながらも、ひっそりとした森のような空間でキャンプができるというユニークさは、この公園ならではのもの。春の桜、夏のキャンプ、秋の紅葉と、四季折々に表情を変える姿もまた魅力的です。

次回は、隣接する「加家公園(メルヘンの森)」を巡ります。個性的な遊具や独自の雰囲気を持つ公園で、旅の締めくくりにふさわしい一日になりそうです。どうぞお楽しみに。

地図

〒476-0003 愛知県東海市荒尾町大窪1

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