徳源寺:涅槃像 ( 名古屋市東区の旅 : 2023-01-15 )

 

◆徳源寺

徳川園近くにある寺院にはじめて参拝させていただきました。

非常に興味深い寺院でしたのでご紹介したいと思います。

 

徳源寺とは

織田信長の次男である織田信雄が、徳源寺の前身である「清涼山宝泉寺」を開創したのが始まり。

公式サイト:https://www.tokugen.com/index.html

(以下引用)

昭和20年5月14日の名古屋大空襲では、名古屋城の焼失と時を同じくして本堂・庫裏・書院など、大部分を焼失し、 かろうじて禅堂、侍者寮(じしゃりょう)、開山堂、仏殿が残った。
昭和28年に本堂が再建され、続いて書院・太子堂・位牌堂・清涼窟(せいりょうくつ)を再建し、昭和55年に庫裡を再建した。
戦後、都市計画で境内は狭くなったが、現在は5,200坪の境内に約1,000坪の建物が建っている。
蘇山禅師以来、綿密かつ峻厳な家風により多くの高僧を打ち出し、現在も全国より多くの修行僧が集まり厳しい修行を続けている。

 

 

大きな銅造の涅槃像(ねはんぞう)

徳源寺の正門をくぐり、左手にみえる大きな建屋が「仏殿」です。

 

 

何気なく覗いてみると・・・

なんと、横たわっているお釈迦さまが!

お釈迦さまのうしろには、お釈迦様の弟子である「五百羅漢」と呼ばれる像が並んでいます。

 

長さ約5mもあるこちらの大きな銅造は、「涅槃像(ねはんぞう)」と呼ばれており、お釈迦様が80歳で亡くなった時のお姿を表しているそうです。

名古屋大空襲にて仏殿は焼け残ったため、涅槃像はそのまま現存できているとのことです。

 

ちなみに、公式サイトをみると、昔の涅槃像の写真を閲覧することができます。

当時は、露座(屋根のないところ)だったのですね。

 

境内の様子

 

 

涅槃像はテレビや書籍などでみたことはありますが、実際に拝観したのははじめてのこと。

まさに至高の域に達した涅槃像の造形美と絢爛たるお姿に、高ぶる気持ちを抑えるのが大変でした。

これまで何度もお寺の横を通り過ぎていたのに、なぜこれまで参拝していなかったのか・・・。

お寺は観光目的ではもちろんありませんが、徳川園に訪れる方は、ぜひ立ち寄ってみることを強くお勧めします。

 

◆YouTube・スライドショー

後日UP

 

◆地図・アクセス

所在地:愛知県名古屋市東区新出来1-1-19

名鉄瀬戸線:森下駅から徒歩約10分
地下鉄桜通線:車道駅から徒歩約13分
JR 中央線:大曽根駅から徒歩約16分

 

◆撮影機材

コンデジ:SONY 「RX100Ⅵ」(JPEG 2M出力)

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