掛川城御殿:日本に4ヵ所だけの現存する城郭御殿 ( 静岡県掛川市の旅 : 2024-02-16 )
掛川城御殿:日本に4ヵ所だけの現存する城郭御殿
1年ぶりの静岡県。
そして今回は、人生初の掛川市に行ってきました!
ということで、しばらく掛川市の旅の様子をお伝えできればと思います。
今回は、掛川城御殿についてご紹介。
掛川城御殿
掛川城公式サイト: https://kakegawajo.com/
掛川城御殿とは
掛川城御殿は儀式・公式対面などの「藩の公的式典の場」、「城主の公邸」、「藩内の政務を司る役所」という3つの機能を併せ持った施設です。「書院造り」の建築様式で建てられた御殿は、畳を敷き詰めた多くの部屋が連なり、各部屋が襖によって仕切られています。文久元年(1861年)に再建されたものですが、全国に4ヵ所しかない「現存する城郭御殿」として、京都の二条城などと並ぶ非常に貴重な建物です。
(引用元:掛川城公式サイトより )
掛川城天守閣および天守からの眺めも素晴らしかったのですが、それ以上に感動したのが、掛川城御殿。
江戸時代に再建された御殿が現存されている木造「書院造り」の建物が、とても心地よくしばらく座って佇んでしまいました。
用途に応じて約20部屋に分かれており、広々とした主室の「御書院上の間」だけでなく、城主、武士、足軽など身分によって異なる入り口・待機場所に分かれているつくりが大変興味深かったです。
また、建物の軒先から掛川城が綺麗にみえ、とても趣があり、日本人の心に響く素敵な風景でした。
後ろ髪を引かれる思いで、御殿を後にし、城内を東へ。
ハス池
掛川城のお隣にある図書館
図書館玄関前には、二宮金次郎像があります。
二宮金次郎自身は、小田原出身のため、出身地ではありませんが、二宮金次郎の教えを実践する組織である報徳社の本社:大日本報徳社がすぐとなりにあるため、建てられたのではと思われます。
今回はここまで。
次回は、これまた私が感動させられた”大日本報徳社”の様子をお伝えします。
つづく。
地図・アクセス
〒436-0079 静岡県掛川市掛川1142
◆撮影機材
コンデジ:SONY 「RX100Ⅵ」(JPEG 2M出力)