有松おさんぽ(1.西町〜中町):岡家住宅(名古屋市緑区の旅:2023-11-05)
有松おさんぽ(1.西町〜中町):岡家住宅
今回の旅は、有松おさんぽ旅
有松東海道(有松の町並み)
有松のまちは、慶長13年(1608)に尾張藩の奨励によってつくられました。耕地も少なかったため、副業として絞染めを工夫したのが有松絞のはじまりです。
ところが天明4年(1784)、大火により村の大半が焼失するという災難に見舞われました。復興をはかるなか、建物は火災に備えて漆喰を厚く塗り込めた塗籠造とし、萱葺き屋根に替わって瓦葺が使用されました。今も当時の面影を残した町家が並び、有松地区ならではの風情を漂わせています。
有松東海道の一本道を、西から東にぶらりお散歩旅。
人生2度目の有松ですが、以前来たときとは比べ物にならないぐらい観光地化が進んでおり、とっても楽しませてもらいました。
祇園寺
西町山車庫
岡家住宅
岡家住宅とは
江戸末期の建造で重厚な建築形態を良く残した建物で主屋の間口は有松でも最大級である。主屋1棟・作業場1棟・蔵2棟の構成で、連子格子・なまこ壁・虫籠窓・塗ごめ造りをよく残している。2階のひさし下の塗ごめ造りが波状になっているのがこの家の特徴となっている。
江田時代の町並みを残す有松。
こういう町並みを散歩する際、どうしても寄りたいのは、古い建屋の見学。
岡家住宅は、1階のみではありますが、市の有形文化財の建屋を無料で見学することができます。
岡家住宅を見学できただけでも有松に来た甲斐があったというもの。大満足。
ちなみに、岡家住宅では、「まちなみガイドツアー」の受付場所でもあるので、興味ある方はぜひ利用くださいね。
中町山車庫
有松の町並みを西町〜中町まで歩いてきたわけですが、ここで一旦休憩。
中町〜東町までは、別ブログ記事にてご紹介いたします。つづく。
地図・アクセス
〒458-0924 愛知県名古屋市緑区有松809
名鉄名古屋本線 有松駅より徒歩で約10分