名古屋大学 東山キャンパスをぶらり散策(後編) : 中央図書館 / 野外観察園 ( 名古屋市千種区の旅 : 2025-02-20 )
名古屋大学 東山キャンパスをぶらり散策
今回は、恒例(?)の名古屋市千種区散策の後編。
名古屋大学 東山キャンパスをぶらり散策(前編) : 豊田講堂 / 名古屋大学博物館 ( 名古屋市千種区の旅 : 2025-02-20 )
今回の旅のルート(千種区)
旅の後半は、東山キャンパスの西側エリアへ向かうことにしました。
名古屋大学 中央図書館
名古屋大学 中央図書館を訪れました。
入り口を入ってすぐ右手にはスターバックスコーヒーがあり、多くの学生で賑わっていました。
「私が学生の頃は、こんなに高いドリンクにお金を使う余裕なんてなかったなぁ」と、少し驚きつつ、今どきの学生さんたちのゆとりに感心してしまいました。
当初は図書館の中を見学できないかもしれないと思っていましたが、受付で尋ねてみると、名前を記入するだけで館内を自由に見学できるとのこと。もちろん、見学させていただきました。
(※蔵書の貸出には別途手続きが必要ですので、利用をお考えの方は事前にご確認ください)
図書館は地下1階から4階まであり、とても広々としています。自習室も各フロアに整備されており、勉強に集中できる環境が整っているのが印象的でした。
図書館好き・読書好きの私にとっては、まさに理想的な空間。学生のみなさんが羨ましい限りです。
また、図書館の入館口のすぐ横には「OKB大垣共立銀行 高木家文書資料館」が併設されており、こちらも無料で見学できました。
常設展示では、名古屋大学が所蔵する「高木家文書」が紹介されています。
「高木家文書」は、美濃国石津郡時郷・多良郷(現在の岐阜県大垣市上石津町域)を知行地としていた旗本・西高木家に伝わる古文書群で、その一部は「交代寄合西高木家関係資料」として国の重要文化財にも指定されています。
ふらっと立ち寄っただけのつもりが、館内の見学や展示を通して思いがけず充実した時間を過ごすことができました。とても良い訪問になりました。
この後は、野外観察園に向かいます。
途中には、珍しい外観のファミリーマートを発見。
名古屋大学の景観に溶け込むデザインでおしゃれなファミリーマートですね。
「20の点と10の直線」というスイス生まれでフランス在住の現代美術アーティスト”フェリチェ・ヴァリーニ”によるパブリックアート。
南部生協(食堂・購買)にあるお店。お手頃価格!
ではいよいよ野外観察園に到着。
野外観察園・セミナーハウス
「教育研究のために500種類以上の植物を公開」「セミナーハウス2階では企画展も開催」
そんな紹介文に惹かれて、期待に胸をふくらませつつ訪れてみたのですが……。
季節は真冬。
そのせいもあってか、園内は人の気配も少なく、植物たちも冬眠中といった様子。
肝心の園内は手入れがほとんどされていないようで、ちょっと荒れた印象を受けました。
さらにセミナーハウスの2階も覗いてみたところ……そこはまさに「もぬけの殻」。
展示も開催されておらず、静まりかえった空間が広がっていました。
正直、期待していた賑わいや展示はなく、ちょっと拍子抜け。
また季節を変えて、春や夏に再訪してみたら印象が違うかもしれませんね。
これにてぶらり散策終了。
本山駅まで歩いて帰りました。
キャンパス内で一般公開されている施設には、今回訪れた施設以外にも
- 赤崎記念研究館
- 減災館
- ES総合館・2008ノーベル賞展示室
- C-TECs AMANO Gallery
- 野依記念物質科学研究館ケミストリーギャラリー
- ITbM・ITbM Gallery
などまだまだたくさんありますので、平日で時間あるときにまたふらっと訪れようと思います。
地図
〒464-0814 愛知県名古屋市千種区不老町