建中寺 ( 名古屋市東区の旅 : 2023-01-15 )
Contents
◆建中寺
徳源寺から徒歩10分ほど南に進み、東区役所付近にある建中寺に人生2度目の参拝をさせていただきました。
建中寺とは
建中寺は、徳川家康公の息子:尾張藩主義直公の菩提を弔うため、尾張藩第二代藩主:徳川光友が建立しました。
本堂は、木造の本堂としては名古屋市最大の広さを誇ります。
境内の広さも当時は5万坪の広さ(現在:約1万坪)もあったと言われています。
本堂など多くの建物が、名古屋市指定文化財の指定を受けています。
公式サイト:http://www.kenchuji.com/index.html
三門(三間重層門):名古屋市指定文化財
1652年建立。
総檜(そうひのき)造りの三間一戸二重門、入母屋造(いりもやづくり)。
上層には釈迦如来坐像を中心として十六羅漢像が安置されている。
防鳥ネット(?)のため、写真ではみにくいですが、屋根の軒下の複雑に造られた建築
本堂:名古屋市指定文化財
1787年再建。
本尊は阿弥陀如来坐像。
木造、間口十五間、奥行十四間の入母屋造。
名古屋市内最大の木造寺院建築物である。
本堂の前ではご近所のおばさま方がまったりと井戸端会議中。
都会とは思えないまったりほっこりした空気が流れておりました。
本堂からみた三門
書院(客殿)
昭和39年再建。
尾張の名工と言われた大竹利左衛門にて設計された。
書院を覆う木々がまるで生き物かのように造形美を帯びていました。
明王殿(不動堂)
昭和四十四年(1969)の再建で、本尊不動明王は、江戸時代から尾張徳川家戦勝祈願の秘仏として伝えられてきた大変貴重なものである。
普段前立て本尊が正面に安置してあるが、その奥に秘仏が安置されている。
秘仏は非公開である。厄除け、開運、家内安全、交通安全、病即消滅、商売繁盛など霊験があらたかで、地域の信仰を集めている。
毎月二十八日には縁日のご祈祷、五月と十一月の縁日には護摩焚きが行われる。
また南側の部屋には不動堂を再建した当山三十五世愍瑞上人の木像が安置されている。
(公式サイト引用)
経蔵:名古屋市指定文化財
1828年再建。宝形造、裳階付。
大蔵経五千八百巻が納められている。
総門:名古屋市指定文化財
1652年建立。
三間薬医門、両脇に築地塀が付く。
総門だけは、建中寺の境内でなく、その南に位置する建中寺公園の南側にあります。
参拝した際は、総門もお忘れなく。
ちなみに、総門のすぐ南側に「ラク亭」という昔ながらの地元の洋食店があります。
スカロップというメニューが美味しかったなぁ。
ぜひ参拝がてらにお立ち寄りくださいね。
ラク亭(過去ブログより)
http://blog.livedoor.jp/tomo_2014/archives/1001314807.html
その他:境内の様子
建中寺幼稚園
◆YouTube・スライドショー
後日UP
◆地図・アクセス
所在地:愛知県名古屋市東区筒井一丁目7番57号
- 名古屋市営バス「東区役所」停留所より徒歩で東へ約5分。
- 基幹バス(名古屋市営バス・名鉄バス)「山口町」停留所より徒歩で南へ約10分。
- 名古屋市営地下鉄桜通線 車道駅より徒歩で北西へ約10分。
◆撮影機材
コンデジ:SONY 「RX100Ⅵ」(JPEG 2M出力)
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