α6400は「AF-Sモードとタッチパッドが不要なカメラ」

α6400を購入し、早速、1時間半ほど東山動物園へお試し撮影(静止画のみ)してきました。
(なので、瞳AFは使ってません)

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キー割り当てもしてないので、四苦八苦しながらでしたが・・・。

撮影終えての結論は、「とても良い。買って良かった。」です。

とにかくリアルタイムトラッキング機能が、撮影方法の概念を変えてくれた感じ。
(リアルタイムトラッキング:被写体を捉え続ける機能)

このリアルタイムトラッキングは、半押しもしくはシャッター切ってさえし続ければ、解除はされないため、一度シャッター切っても、そのままボタンを離さず半押し続ければ、(ある意味)永遠に動く被写体にもピントを合わせ続けることができるのです。

個人的に一番感触が良かった設定が
AF-Cモードで、フォーカスエリア設定を「トラッキング:フレキシブルスポットS」設定。

フォーカスエリア設定を「トラッキング:フレキシブルスポットS」に設定し
フレキシブルスポットSで、動物の目(顔付近)にトラッキングした後
構図を決め、ひたすら半押し→全押し(シャッター切る)の繰り返し。

バッテリーの減りは増えるかもしれないが
風景等も、AF-Sモードに切り替えずに、同様に使えるし
タッチパッドでフォーカス位置を移動させる必要ないので
途中からタッチパッドは無効にしました。

α6400は「AF-Sモードとタッチパッドが不要なカメラ」。

まとめると・・・

<一般的なカメラ>
1.静止物(風景や建物等)の撮影方法 以下のどちらか
AF-Sモードに設定し
(1)フォーカスロック(半押しでピント合わせ後、構図を決める)してシャッターを切る。
(2)親指AFでシャッターを切る。

2.動く被写体の撮影方法
AF-Cモードに設定し
(1)フォーカス位置をタッチパッドやマルチセレクター等で決定し、シャッターを切る。
(2)フォーカスエリアをゾーンやワイドに設定し、カメラ任せ。

<α6400の場合>
静止物であろうが、動く被写体であろうが
AF設定を、AF-Cモード
フォーカスエリア設定を「トラッキング:フレキシブルスポットS」にした状態で
被写体に対して半押しし、トラッキング状態にしたら、構図を決めて
撮影したい間は、ひたすら半押し→全押し(シャッター切る)の繰り返し。
(高速AFのため、トラッキング中に自分自身が移動することも可能)

静止物でも、AF-Cモードを使うため(トラッキングしているため、構図変更もOK)
AF-Sモードで半押し後にカメラを移動させることによるピントずれが起こることもないのも良い点。

もちろん、瞳AFとの共用できるので、人物撮影の場合は瞳AFでシャッター切ればいいしね。

オリンパスのOM-D E-M1Xだと、被写体を「鉄道」とか設定したものしか、同様な機能を使うことはできませんが、このα6400では、被写体はなんでもOKなところが使いやすくていいですね。

使用して問題点としては・・・
動物の場合は、顔も体も同じような色味のため
動物が横向いたりした際などに
顔にトラッキングしたはずが、いつの間にかトラッキング位置が体に移動していたこと。
明るいレンズ開放付近で撮影や、近距離撮影する際は注意が必要ですね。

他の問題点としては・・・半押しし続けるのは結構しんどいことかな(笑)

とにかく、今までのカメラと撮影概念を変えてくれるカメラ。
α6500からの置き換えでも十分満足度は高いと考えます。

これに慣れると、他のカメラ買う気なくなるかもしれませんね(笑)

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