【羽黒駅周辺】小弓の庄 (登録有形文化財)はじめて訪れてみた ( 愛知県犬山市の旅 : 2024-01-05 )
【羽黒駅周辺さんぽ】小弓の庄 はじめて訪れてみた
今回は、犬山市にある羽黒駅周辺をぶらり散歩。
今回のブログ記事では、
- 羽黒駅
- 小弓の庄
をご紹介したいと思います。
羽黒駅
今回の旅のスタートは羽黒駅 (はぐろえき)。
羽黒駅は、愛知県犬山市羽黒にある名鉄小牧線の駅。犬山駅の一つ南にある駅。
駅名は付近の地名「羽黒村」(現在:大字羽黒)に由来。
1965年に博物館明治村が開村した際は、羽黒駅がアクセス拠点となり、当駅からバスで向かう形となっていたそうで、その当時は「明治村口駅」と改称されたこともあったそうです。
当時は、駅東側に駅舎があり、バスターミナルもあったそうですが、今は住宅街となっています。
犬山駅が明治村へのアクセス拠点となってからは、再び、羽黒駅に名称が戻されたそうです。
なんだか面白い歴史ある駅ですね。
屋根がビニールシートという斬新さ。珍しくないですか? もしかしたら全国でこの駅だけ?
トイレは改札を出た外にありました。
ではまずは駅から徒歩1、2分の距離にある小弓の庄へ!
小弓の庄(旧加茂郡銀行羽黒支店復原施設)
駅から羽黒八幡宮に向かって南に歩いていたら、歴史を感じる建物を発見。
小弓の庄(おゆみのしよう)という施設で、一般人の入ることができそうだったので、急遽中に入れてもらい、建物内を見学させてもらいました。
小弓の庄(おゆみのしよう)とは
旧加茂郡銀行羽黒支店復原施設は、地元の吉野利左衛門が明治40年代に「加茂郡銀行羽黒支店」として建築し、大正11年に「東濃銀行」に改称され、昭和3年には大垣共立銀行の支店となりました。
その後、昭和5年に羽黒支店は廃止されたため、翌年の3月から個人所有の住宅として使用されましたが、所有者の解体意向を機に、犬山市歴史的建造物保存審査会での「地域の文化財として保存活用すべき」という答申を受け、平成11年に貸館機能を備えた羽黒のまちづくり拠点施設として復原しました。
平成25年には国の登録有形文化財に指定された施設です。
(引用元:犬山市公式サイトより)
明治期に多く建てられた「擬洋風」と呼ばれる和風建築に洋風を取り入れた建築様式。
正面に軒唐破風と呼ばれる雨を入り口の左右に落とすためのものを設けており、お城のような風格を感じることができます。
玄関ホールの吹き抜けになっており、吹き抜け部の2階には、廊下が設置されており、照明なしでも非常に明るい空間になっておりました。
2階の欄間(天井と、鴨居(かもい)または長押(なげし)との間に、通風・採光のため格子(こうし)や透かし彫りが取り付けてある所)には、分銅紋などが掘られており、見てる私もワクワクが止まりませんでした。
こんな家に住みたい・・・。
管理人の方も素敵な方で、お話できて楽しかったです。
近くの五条川の桜が綺麗とのことなので、春にまた訪れたいと思います。
◆地図・アクセス
〒484-0894 愛知県犬山市羽黒古市場53−1
羽黒駅から徒歩2分
◆撮影機材
コンデジ:SONY 「RX100M6」
(JPEG 2M出力して画質とファイル容量をおさえています)