大日本報徳社 大講堂:国指定重要文化財 / 仰徳記念館 ( 静岡県掛川市の旅 : 2024-02-16 )
大日本報徳社 大講堂:国指定重要文化財
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1年ぶりの静岡県。
そして今回は、人生初の掛川市に行ってきました!
ということで、しばらく掛川市の旅の様子をお伝えできればと思います。
今回は、大日本報徳社についてご紹介。
大日本報徳社
大日本報徳社とは
大日本報徳社は、二宮尊徳の「報徳」を現代につなげ、道徳と経済の調和した社会を目指す全国組織の本社です。
国の重要文化財である大講堂を始め、明治期を中心に建てられた仰徳記念館・仰徳学寮等の見学が可能です。
(引用元:大日本報徳社公式サイトより )
掛川城をぶらり散歩していたら、あまりにも素敵すぎる建物を発見。
何も知らずに急遽訪れました。
図書館前にあった二宮尊徳(二宮金次郎)像とつながりがあったんですね。
それが知れただけでも訪れた価値がありました。
大日本報徳社 大講堂
大日本報徳社 大講堂とは
正門をくぐると正面に建っているのが大講堂です。日本瓦の大屋根、漆喰塗りの外壁、洋風の丸みのある窓等、荘厳な重みが感じられる和洋折衷の建物です。
この大講堂は、報徳運動の拠点として明治36年に建設され、当初は「遠江国報徳社農学社公会堂」と呼ばれていました。公会堂として建てられた建物では日本で2番目に建築され、現存する公会堂としては最古の建築物となるため、貴重な文化施設です。木造2階建ての和風建築で、内部は周囲に廊下をめぐらせ、1階には81畳の大広間、正面に演壇が設けられています。2階は吹き抜けになっており、洋風の造りで周囲がギャラリー(観覧席)となってます。現在でも、常会や講演会、研修会等に使用され、報徳精神の普及に大きな役割を果たしています。
(引用元:掛川市公式サイト より)
大講堂は、国指定重要文化財に指定されており、木造2階建ての和風建築と、2階の吹き抜けの洋風造りがあわさり、時代を感じる素敵な空間をつくりだしておりました。
観光客は少なめですが、掛川城に来たら絶対に寄ってほしい隠れた名スポットだと思います。
仰徳記念館
仰徳記念館とは
明治17年、東京霞ヶ関に有栖川宮邸として建てられた日本館の一部が、昭和13年、当時の一木喜徳郎社長の尽力によって、宮内庁から下賜、移築されました。現存する宮家の数少ない貴重な建造物です。(静岡県指定文化財)
(引用元:掛川市公式サイト より)
二十四の瞳を思い起こさせるような昭和初期の学校のような雰囲気がある趣ある建屋でした。
淡山翁記念報徳図書館
淡山翁(たんざんおう)記念報徳図書館とは
大日本報徳社第二代社長であった岡田良一郎(淡山)の多大な遺徳を記念し、昭和2年に建てられた鉄筋コンクリート造りの図書館。
(引用元:掛川市公式サイト より)
老朽化のため、建物の中には入れませんでしたが、昭和初期の古き良き姿が城下町に溶け込んでおり、とても印象に残る建屋でした。
仰徳学寮
仰徳学寮とは
仰徳学寮仰徳記念館とともに移築された有栖川宮邸の一部。講堂の前方北寄りに位置し、東西に棟を向けて建つ木造総二階建て寄棟造りの建物です。
(引用元:掛川市公式サイト より)
管理事務所として利用しているようでした。
お城の隣にこのような施設があることが知らなかったので、サプライズ的に出会えた施設。
そういうこともあり、今回の掛川市の旅で御殿に負けず劣らず心高まる素敵な施設でした。
次回は、おしゃれなステンドグラス美術館の様子をお伝えします。
つづく。
地図・アクセス
〒436-0079 静岡県掛川市掛川1176
◆撮影機材
コンデジ:SONY 「RX100Ⅵ」(JPEG 2M出力)