【蒲郡ぶらり旅】竹島水族館で、深海とふれあう春の日 ( 愛知県蒲郡市の旅 : 2025-04-05 )
蒲郡市竹島水族館(愛知県蒲郡市)
今回の旅のスタートはJR蒲郡駅。
約10ヶ月ぶりにやってきた蒲郡市。前回訪れたときの心地よい記憶を思い出しながら、足取りも自然と軽くなります。
今回の旅の舞台は、蒲郡駅から徒歩圏内で楽しめる「竹島」周辺のぶらり旅。
このエリアを散策するのは、人生で2度目。
最初に訪れたのは、かれこれ15年ほど前の真夏の日でした。
当時は、駅から竹島へ向かうだけで汗だくになり、正直それだけで体力を消耗してしまった覚えがあります(笑)。
その教訓を活かして、今回は穏やかな春の日を選びました。空は快晴。歩くには絶好の日和です。
蒲郡駅から南へ向かい、アピタを越えて「生命の海科学館」の手前を左折。
そこから東へ進み、「マリンロード」と呼ばれる道を歩いていくと、右手に見えてくるのが「竹島水族館」です。
レトロな外観ながら、SNSなどで話題を呼び、今ではすっかり“行列のできる水族館”となったスポット。
実は15年前にも前を通ったのですが、正直そのときはちょっと入りたいとは思えず、スルーしてしまいました(すみません…)。
そんな竹島水族館が、2024年10月12日に新館を増築し、良い意味で話題ある観光スポットになっているということで、現地の空気を感じに行ってきました。
■ 花火にドキリ!偶然出会ったお祭りの空気
この日は偶然にも、竹島の八百富神社で12年に一度の「巳年式年大祭」が開催中。
開会の合図なのか、水族館隣の公園で突然ド派手な音の花火が打ち上がり…思わず飛び上がるほどびっくり!心臓に悪い(笑)
そんな思いがけない“歓迎”を受けながら、水族館に到着したのは午前10時50分ごろ。
すでに多くの来館者でにぎわっていて、さすが人気スポットという感じです。
■ 深海の世界へようこそ!大水槽と裏側の驚き
入ってまず目を惹かれたのは、深海生物の大水槽(約120トン)。
地元で水揚げされるタカアシガニを中心に、幻想的な深海の世界が再現されています。
特に驚いたのは、水槽の裏に回ると“下から水槽を覗ける”という展示構造。
巨大なタカアシガニを真下から見るという非日常的な体験に、思わず時間を忘れて見入ってしまいました。
ちょうど11時からは「深海もぐもぐタイム」というイベントも開催されており、飼育員さんがタカアシガニなどにエサを与える様子を間近で観察。
テンポよく進むトークに笑いながら、飼育の工夫や生態に触れられる貴重な時間でした。取材のテレビカメラも入り、館内の熱気は最高潮。
あまりに暗くてコンデジでは撮影不可能(笑)
その後は、館内を自由に見学。カピバラやアシカなど、可愛い動物たちにも出会えました。
10時半からのアシカショーには間に合わなかったものの、元気に泳ぎ回る姿を見ることができてほっこり。
■ おさわり体験&衝撃の“ウツボ軍団”!
次のお楽しみは“おさわりコーナー”。
オオグソクムシやイガグリガニ、タカアシガニなどを実際に触ることができます。
見た目はちょっとアレですが(笑)、触れてみると新たな発見があり、子どもだけでなく大人にも人気のスポットになっていました。
館内の至る所にある手書きの解説ボードも、竹島水族館ならではの魅力。
生き物の特徴をユーモアを交えて紹介してくれるので、読んでいるだけでも楽しい!
展示の中でもひときわ人気だったのが、コツメカワウソ。
あまりのかわいさに、一日中眺めていたくなりました…。
そして、今回もっとも衝撃を受けたのが「ウツボ軍団土管水槽」。
40匹以上のウツボが土管から顔をのぞかせるその光景は、まさに“圧巻”。
正直ちょっと怖かったですが、見応えは抜群です。
そのほかにも、タケシマンションというユニークな展示や、個性的なお土産グッズなど、見どころ満載。
入館料は大人1200円とリーズナブルなのに、内容は濃密。
大型水族館だと一日がかりになってしまいますが、竹島水族館はちょうどよいサイズ感で、気軽に楽しめるのも魅力です。
しかも再入場も可能なので、竹島散策の合間にもう一度訪れるのもアリですね。
そんなこんなで、思った以上に長居してしまった竹島水族館。
「たけすい」、恐るべし。
このあとは、竹島橋を渡っていよいよ竹島本島へ。
その魅力については、また次のブログ記事にてたっぷりと綴りたいと思います。
地図
〒443-0031 愛知県蒲郡市竹島町1−6