東山動植物園:冬の寒さを吹き飛ばす充実の散策。お気に入りの海鮮あんかけ焼きそばで締めくくる休日 ( 名古屋市千種区の旅 : 2026-02-13 )
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東山動植物園・天山(中華料理店)
名古屋市千種区に位置する「東山動植物園」。ここは私にとって、年に1、2回は必ず足を運ぶ大切な場所です。2026年2月13日、少しずつ春の足音が聞こえてきそうなこの日に、再びこの広大なオアシスを訪れました。
何度訪れても新しい発見があり、リピーターを飽きさせない。そんな東山動植物園の進化と、無理のない大人の散策コースを振り返ります。
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進化し続ける「飽きさせない」聖地
東山動植物園の魅力は、なんといってもそのダイナミズムにあります。訪れるたびに新しい仲間が増えていたり、園内のどこかでリニューアル工事が行われていたりと、常に「今」が一番新しい姿を見せてくれます。
近年では、世界一大きなトカゲとして知られるコモドオオトカゲの展示が大きな話題となりましたし、愛くるしい表情で人々を魅了するレッサーパンダの舎も整備されました。さらに、植物園エリアでも洋風庭園の拡張工事など、景観そのものがアップデートされ続けています。
「前と同じだろう」という予測を心地よく裏切ってくれる取り組みが、私のようなリピーターを何度もこの場所に引き寄せるのでしょう。
今回のテーマは「散策を楽しむ限定コース」
東山動植物園の総面積は、東京ドーム約13個分という途方もない広さです。動物園と植物園を1日で完璧に網羅しようとすると、正直なところ体力的にかなりハードです。
そこで今回は、無理をして全てを回るのではなく、「園内の散歩そのものを楽しむ」ことに主眼を置きました。一部のエリアに限定し、正面入り口からスタートして、最後は星ヶ丘門へと抜けるワンウェイのルートを選択。歩道が美しく整備されたことで、移動そのものがレジャーになる。そんな東山の「今」を体感するコースです。
【動物園エリア】広々とした景観と動物たちの共演
正門をくぐり、まず向かったのはやはり話題のコモドオオトカゲです。その圧倒的な存在感と、太古の恐竜を彷彿とさせる佇まいにしばし見入ってしまいました。
その後、一度正面入り口付近まで戻り、そこからゆったりと北園・本園方面へと足を向けます。インドサイの重厚な皮膚の質感や、元気いっぱいに動き回るコツメカワウソの愛くるしさ。そして、東山の顔とも言えるアジアゾウ。
ここで驚いたのが、アジアゾウやフラミンゴ付近の歩道が非常に綺麗に、そして広々と整備されていたことです。
等間隔に配置された椰子の木が、どこか南国のリゾート地を歩いているような開放感を与えてくれます。これまでの園内よりもずっと視界が開け、空間が広く感じられたのが印象的でした。
さらに、優雅に泳ぐアシカ、高い視点からこちらを眺めるキリン、そしてユーカリを食む愛らしいコアラたち。おなじみの動物たちですが、整備された新しい景観の中で眺めると、また違った新鮮な気持ちで向き合うことができました。
【植物園エリア】静寂と歴史に癒やされて
動物園を堪能した後は、連絡通路を通って植物園エリアへ。動物園の賑やかさとは打って変わり、こちらは静謐な空気が流れる癒やしの空間です。
新しくなった洋風庭園では、ベンチに腰を下ろしてしばし休憩。
手入れの行き届いた庭を眺めていると、歩き続けた足の疲れがスッと引いていくようです。そこから重厚な武家屋敷門をくぐり、さらに奥へと進みます。
奥池のほとりに立つと、水面に映る景色が心を穏やかにしてくれます。
そして、東山植物園の名物の一つである合掌造りの家を見学。
岐阜県白川村から移築されたこの歴史的建造物は、この場所に深い情緒を添えています。都会の中にいながら、山里の風景に迷い込んだような不思議な感覚。これこそが、東山を歩く醍醐味かもしれません。
締めくくりは、星ヶ丘での至福のひと時
植物園を抜け、星ヶ丘門から園外へ。
心地よい疲労感とともに向かったのは、星ヶ丘テラスに隣接する名古屋三越星ヶ丘店の中にある中華料理店「天山」です。
ここに来たら、注文するものは決まっています。私のお気に入り、「海鮮あんかけ焼きそば」です。
たっぷりの海鮮とシャキシャキの野菜、そしてそれらを包み込む濃厚な餡が、カリッと焼かれた麺によく絡みます。散策で体を動かした後のこの一杯は格別で、五臓六腑に染み渡るような美味しさでした。
訪れるたびに、もっと好きになる
今回の東山動植物園の散策は、エリアを限定したことで、一つひとつの景色や動物たちの表情をより丁寧に楽しむことができました。
常に変化し、訪れる人を歓迎してくれる姿勢。そして、古き良き歴史と新しい景観が共存するバランスの良さ。東山動植物園は、単なる娯楽施設ではなく、訪れるたびに自分自身をリフレッシュさせてくれる、かけがえのない「居場所」なのだと改めて感じた一日でした。
また季節が変わり、新しい景色が広がる頃に。私はきっと、またあの正門をくぐっているはずです。
地図:東山動植物園
〒464-0804 愛知県名古屋市千種区東山元町3丁目70



























