パロマ瑞穂スタジアム:空中回廊「MIZUHO-LOOP」で体感する新生スポーツパークの魅力(名古屋市瑞穂区の旅:2026-05-06)
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パロマ瑞穂スポーツパーク(名古屋市瑞穂区)
名古屋市民にとって、瑞穂区の「瑞穂運動場」といえば、スポーツの聖地であり、山崎川の桜とともに親しまれてきた場所。そんな魅力的なエリアに、2026年4月22日、ついに「パロマ瑞穂スタジアム」として劇的なリニューアルオープンを果たしました。
散策が大好きで、新しいものには目がない「ミーハー」な私。オープンから間もない5月6日、期待に胸を膨らませて新しくなったスポーツパークへと足を運んできました。今回の目的は、新しく整備されたという空中遊歩道「MIZUHO-LOOP(ループ)」。誰でも無料でウォーキングやジョギングを楽しめるというこのエリア、一体どんな景色が待っているのでしょうか。
10年ぶりの再訪、期待高まるスタートは「瑞穂運動場東駅」から
このエリアを訪れるのは、実に10年ぶり。以前は近くの「瑞穂文化小劇場」での演奏会に足を運んだり、春には山崎川の桜を眺めに来たりしていましたが、スタジアムそのものの中に入るのは、実は今回が初めてです。
旅のスタート地点に選んだのは、地下鉄名城線「瑞穂運動場東駅」。
メインゲートへ向かうなら「西駅」の方が近いのですが、スタジアムの建物自体には「東駅」の方がアクセスが良いということで、こちらから地上へ向かいました。
駅のホームから改札、そして出口へと向かう通路には、名古屋グランパスの選手たちの躍動感あふれるポスターがずらりと展示されています。試合日ではないのに、この通路を歩いているだけでスタジアムへ向かうワクワク感が込み上げてきます。サポーターの方なら、この道を通るだけでボルテージが最高潮に達するのではないでしょうか。
地上に出ると、目の前には以前の記憶とはまったく異なる景色が広がっていました。
まるで別世界!充実の公園エリア「東ひろば」
スタジアムに直行しようと思いましたが、駅出口からすぐの場所に広がる「東ひろば」が目に飛び込んできて、思わず寄り道。 ここは、かつての瑞穂を知る人なら驚くほど整備された公園エリアになっています。
長いローラーすべり台や最新の大型遊具が並び、子供たちが楽しそうに駆け回る姿が見られました。スタジアム周辺にはこの「東ひろば」だけでなく、「南ひろば」や「にぎわいの丘」、「やすらぎの丘」といった複数の広場が点在しています。
スタジアムという「巨大な施設」が単体であるのではなく、周辺一帯が緑豊かな公園として一体化している。この「新しさ」と「居心地の良さ」の共存は、10年前の面影を探すのが難しいほど、完全にアップデートされていました。
空中の回廊「MIZUHO-LOOP」へ。その「8の字」の衝撃
いよいよ、本日のメインイベントであるスタジアム内部へ向かいます。
お目当ては、スタジアムの3階コンコース部分に位置する「MIZUHO-LOOP(ループ)」。試合がない日でも、誰でも自由に立ち入れる開放的なエリアです。
ゲートをくぐり、ループへと上がると、そこには息を呑むほど美しいスタジアムの全景が広がっていました。 真新しい芝生の緑、洗練されたスタンドの意匠。試合開催日ではない静寂の中、この巨大な空間を独り占めできる贅沢。これだけでも、ここに来る価値があります。
身体に優しい「おもてなし」の足元
歩き始めてすぐに気づいたのが、足元の感覚です。 MIZUHO-LOOPの路面は、しっかりとしたクッション性のある素材でできています。万が一転倒しても怪我を低減してくれるような、スポーツパークらしい配慮。ウォーキングやジョギングに最適で、膝への負担も少なそうです。
全長約1キロメートル!「8の字」がつなぐ巨大ネットワーク
このループの凄さは、単にスタジアムを一周するだけではない点にあります。 進んでいくうちに、「なぜ『ループ』という名前なのか」がはっきりと分かりました。
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スタジアムの3階コンコースを通り抜ける。
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そのまま、隣接する「レクリエーション広場」の外周へとつながる。
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全体が「8の字」の形をした回遊路になっている。
以前、豊田スタジアムを訪れた際もその周遊路の広さに驚きましたが、パロマ瑞穂スタジアムのインパクトはそれ以上でした。3階という高さ(眺望の良さ)を維持したまま、全長約1キロメートルに及ぶ空中回廊を散策できるのです。
しかも、このループは、スタジアムやレクリエーション広場だけでなく、周囲のあらゆる施設を網羅するように伸びています。
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北陸上競技場
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屋外プール・アーチェリー場
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野球場・ラグビー場
最近の主要駅で見かける「ペデストリアンデッキ」のように、車道を介さずに各施設へスムーズに移動できる素晴らしい導線。瑞穂のスポーツ施設群が、このループという一本の「道」によって、一つの巨大なエリアになったかのような一体感を感じました。
ループを歩いていると、視界が開けるポイントがいくつもあります。
「ここから見る桜は、さぞかし綺麗だろうな……」
スタジアムからは山崎川が実によく見えます。来年の桜の時期は、ここから新たなアングルで楽しめそうだと、今から一つ楽しみが増えました。
歴史の息吹に触れる「おおぐるわ縄文ミュージアム」
ループを満喫した後は、スタジアムの1階(にぎわいの丘側)にある「おおぐるわ縄文ミュージアム」を訪れました。ここも嬉しいことに入場無料で楽しめます。
最新鋭のスタジアムの足元に、縄文時代の記憶が眠っている。このギャップがたまりません。展示されているのは、旧スタジアム建設時の昭和14年(1939年)に発見された「大曲輪(おおぐるわ)貝塚」の出土品です。
当時の生活の様子を伝える土器や石器などが並び、地域の歴史を肌で感じることができます。スポーツを楽しむ場所であると同時に、こうした学びの場も併設されているのがパロマ瑞穂スポーツパークの魅力ですね。
散策の締めくくりは、思い出とこれからへの期待
たっぷり歩いて心地よい疲れを感じながら、パークを後にしました。 近くには馴染みのある「瑞穂文化小劇場」があり、さらに少し歩けば「新瑞橋のイオン」もあります。運動した後にショッピングを楽しんだり、カフェで一息ついたりできるこの立地は、まさに完璧な散策コースです。
10年ぶりに訪れた瑞穂は、私の想像を遥かに超える「市民の憩いの場」へと進化を遂げていました。これまでは「スポーツをする人」や「特定のイベントがある人」のための場所というイメージが強かったかもしれませんが、新しくなったこのパークは、ただ「歩くこと」そのものが目的になる、そんな魅力に溢れています。
「次は、実際にスタジアムで試合を観戦してみたい!」
MIZUHO-LOOPから眺めたあの美しい芝生の上に、選手たちが駆け回る姿を想像すると、自然とそんな気持ちが湧いてきました。 生まれ変わったパロマ瑞穂スタジアム。散策好きの私にとって、ここは間違いなく「新たなお気に入りスポット」の筆頭候補になりました。またぜひ訪れたいと思います。
地図
〒467-0062 愛知県名古屋市瑞穂区山下通5丁目1


























































