日本各地の名産・観光巡りフェア2026:時を超えて響く声と、変わらぬ想い。(名古屋市中区の旅 : 2026-04-19)

 

 

第12回 日本各地の名産・観光巡りフェア2026(オアシス21「銀河の広場」)

4月19日。午前中は江南市の曼陀羅寺公園にて、見頃を迎えた「藤まつり」を訪れました。頭上から降り注ぐような紫色のカーテンに心洗われた後、午後は一転して都市の活気あふれる名古屋市街へと向かいました。

目的地は、栄のランドマークであるオアシス21。 ここで開催されていたのが、「第12回 日本各地の名産・観光巡りフェア2026」です。

このイベントは、愛知県の空の玄関口である「県営名古屋空港(小牧空港)」と「中部国際空港(セントレア)」から就航している日本各地の魅力を一堂に集めた、まさに旅の博覧会。北海道から九州まで、各地域の特産品やお土産、ご当地グルメがずらりと並ぶ光景は、歩いているだけで日本一周旅行に出かけているような高揚感を与えてくれます。


旅への憧れと、静かなる再会

会場に足を踏み入れると、各地の観光担当者の熱心な呼びかけや、名産品たちが五感を刺激します。私も、いつか訪れてみたいと願っている「佐渡島」のパンフレットを手に取ったりと、各ブースをじっくりと見渡していました。インフラや現地の空気感に思いを馳せながら歩く時間は、旅好きにとって至福のひとときです。

しかし、私の心にはもう一つの、そして最大の目的がありました。 それは、かつて「あいち戦国姫隊」の江姫として活躍されていた酒井亜美さんのお姿を拝見することです。

高知県ブースを訪れると、そこには亜美さんの姿がありました。 奥の方で少し休息されていたこともあり、直接お声をかけることは控えましたが、お元気そうなその佇まいを拝見できただけで、まずは胸が熱くなるのを感じました。彼女がこの日、高知の魅力を伝えるためにこの場にいる。その事実を噛み締めながら、40分後に控えたメインステージでのPRイベントを待つことにしました。


熱狂の渦と、熊本の「強さ」

一度昼食を済ませ、再び会場へ戻ると、ステージ周辺は先ほど以上の熱気に包まれていました。 何事かと思えば、そこには熊本県のPRキャラクター、くまモンの姿が。

押し寄せる観客の数、そして一挙手一投足に上がる歓声。改めて熊本県のPR力の強さを思い知らされる光景でした。キャラクターという存在が、いかに地域と人を繋ぐ強力な架け橋になるか。その賑わいは、イベントそのものの成功を象徴しているようでした。


積み重ねられた努力、酒井亜美さんの輝き

そしていよいよ、待望の高知県観光PRステージが始まりました。 ステージに登壇した酒井亜美さんは、自らも愛してやまないという高知県の魅力を、澱みのない言葉で、力強くアピールし始めました。

その姿は、相変わらず素晴らしいの一言に尽きます。 単に「好き」という感情だけでは、これほどまでに観客を惹きつけ、会場の空気を掌握し続けることはできません。彼女の語り口には、聴く者を飽きさせないリズムと、伝えたいという真摯な熱がこもっていました。

ふと、彼女の歩んできた道を振り返ります。 約15年前から「あいち戦国姫隊」として愛知県のPR活動に心血を注ぎ、それ以外にも舞台役者としての表現力、イベント司会としての調整力など、一歩ずつ、着実にキャリアを積み重ねてきました。

誰に言われるでもなく、自分自身の足で立ち続け、継続してきたからこそ身についたプロフェッショナリズム。目の前のステージで輝く彼女の姿は、その膨大な時間の努力そのものでした。 イベント司会者の方が、彼女のトークの巧みさを「絶賛」されていましたが、それは決して社交辞令ではなく、会場にいた誰もが納得する事実だったはずです。


私の中の「江姫」

ステージ上では、かつて「あいち戦国姫隊」として活動していた頃の話題も飛び出し、会場は和やかな雰囲気に包まれました。

私が「姫隊」という存在を援軍(応援)し始めたきっかけ。それは、江姫を演じていた亜美さんでした。 歴史が紡がれていく中で、今後も様々な方が江姫という役を演じていくことでしょう。そして私は、そのどなたに対しても、PR活動に励む姿を心から応援したいと思っています。

しかし、それでも。 私という一個人の記憶の中で、凛として立ち、優しく微笑んでいた「江姫」は、これからもずっと酒井亜美さんであり続けるでしょう。それは理屈ではなく、あの時彼女からもらった勇気や感動が、今も変わらず私の中に息づいているからです。


新たな空の下での活躍を願って

現在はフリーで活動されていると思われる亜美さん。次にいつ、どのステージでお会いできるかは分かりません。それでも、今回のように彼女がプロとして輝く瞬間を再び目にすることができ、これほど嬉しいことはありませんでした。

オアシス21を吹き抜ける風を感じながら、私は充実した気持ちで会場を後にしました。 日本各地の名産が集まるこの場所で、かつて愛知を背負って立った彼女が、今はまた新たな場所の魅力を伝えている。その「声」は、時を超えて多くの人の心に響き続けています。

酒井亜美さんのこれからの歩みが、さらに輝かしいものとなるよう、心から願っています。


地図:オアシス21

データ

  • 所在地:〒461-0005 愛知県名古屋市東区東桜1丁目11−1

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