【養老天命反転地】不思議なアート空間と広大な絶景を全身で楽しむ旅(岐阜県養老町 : 2026-09-22)

 

養老天命反転地(岐阜県養老郡養老町)

2026年9月22日に訪れた岐阜県養老町の散策旅。 養老ランドで昭和レトロな雰囲気を存分に味わった後は、いよいよ今回の旅のハイライトとなるスポットへ向かいます。

次に向かったのは、前々からずっと訪れたいと願っていた「養老天命反転地」です。火曜日は通常であれば休館日なのですが、この日は連休中ということもあり特別に営業していました。本来は訪れる予定ではなかったため、開館していると知った瞬間から自然とテンションが上がっていきます。

昭和レトロな遊園地「養老ランド」へ!懐かしさと夢が詰まった魅惑の空間(岐阜県養老町 : 2026-09-22)

荒川修作氏とマドリン・ギンズ氏が描いた不思議な世界観

これまで一度も足を踏み入れたことがなかった養老天命反転地。実際にその入口に立つと、胸の高鳴りを抑えきれませんでした。

養老天命反転地は、世界的に活躍したアーティストの荒川修作氏と、そのパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏が30数年以上に及ぶ構想を実現させた体感型のテーマパークです。

約18000平方メートルという驚くほど広大な敷地には、水平や垂直といった通常の線が極力排除されており、人工的な地平線が数多く配置されています。至るところに人間の平衡感覚や遠近感を心地よく混乱させる巧みな仕掛けが施されており、訪れた人が自らの身体を使い、バランスをとりながら身体の持つさまざまな可能性を再発見できる場所になっています。

テレビなどのメディアで紹介される映像では、園内に入ってすぐの場所にある「養老天命反転地記念館」の中で、天地が逆さまになったユニークな写真を撮る風景がよく取り上げられています。そのため、そこがメインの展示エリアなのだろうと思い込んでいたのですが、実際に巡ってみると見どころのスケールが想像を遥かに超えていました。

「養老天命反転地記念館」や「極限で似るものの家」において、天井部分に1階部分の構造をそのまま反転させた不思議な世界に驚かされたのですが、その先に広がっていた景色こそが最大の衝撃でした。

冒険心をくすぐる巨大な楕円形のフィールド

建物を出て目の前にあらわれたのは、どこまでも続く巨大な「楕円形のフィールド」です。

広々とした楕円形のスペースには、9つのパビリオンが点在しており、さらにそれらと対をなす大小さまざまな丘やくぼみ、148もの曲がりくねった回遊路、さらには地表に描かれた5つの日本列島などが複雑に作り込まれています。

足を踏み入れると、人間の平衡感覚や遠近感が不思議と狂わされていきます。まるで子供の頃に戻ったかのような感覚になり、高台へよじ登ったり、斜面を滑り降りるように駆け下りたりと、時間を忘れて無我夢中で空間を楽しんでしまいました。

ただし、フィールド内にはかなり急な崖や、1メートルほど底がストンと落ちているようなスリリングなエリアも存在します。正直なところ、小さなお子さんには怪我のないよう十分な注意が必要です。大人もしっかり付き添って見守る必要があるため、ここはまさに「大人向けのアドベンチャーワールド」と言えるかもしれません。

フィールド越しに広がる大パノラマと感動の絶景

そして何よりテンションが上がったのは、この独創的な空間から眺める景色の素晴らしさでした。

園内に点在する「精緻の棟(せいちのとう)」や「想像のへそ」、「運動路」、「切り閉じの間」といったそれぞれのスポットから、楕円形のフィールド越しに養老町の穏やかな街並みが一望できます。

それだけでなく、視線を遠くへ向けると、名古屋駅前にそびえ立つ高層ビル群や、一宮市にあるツインアーチ138の姿までくっきりと見渡すことができました。

周囲に視界を遮るような高い建物がないため、開放感あふれるダイナミックな景観が広がっています。この雄大な景色は、写真や言葉だけでは到底伝えきれないほどの感動を与えてくれるため、ぜひとも現地で生の景色を見てほしいと強く思いました。特に「切り閉じの間」の近くから眺めるロケーションは格別でおすすめです。

今年もこれまでにさまざまな場所へ足を運びましたが、その中でもベスト3に入るほど深く心に残る最高のひとときとなりました。

岐阜県こどもの国を通り養老駅へ

養老天命反転地での刺激的な時間をたっぷりと堪能した後は、お隣にある「岐阜県こどもの国」を散策しながら、徒歩で養老駅へと戻ることにしました。

岐阜県こどもの国も非常に敷地が広く、緑豊かな美しい公園です。ここだけでも丸一日家族で楽しめるほどの充実した環境が整っており、この日もたくさんの家族連れで賑わいを見せていました。

風を感じながらのんびりと歩き、無事に養老駅へと到着しました。行きは駅前からすぐに無料シャトルカートに乗って移動してしまったため気づかなかったのですが、駅のすぐ隣には風情あるお土産屋さんもしっかりと営業していました。

大垣経由で名古屋へ帰宅 最高の養老町散策旅

帰りは養老鉄道に乗り、大垣駅経由で名古屋への帰路につきました。

途中、大垣駅前にある私のお気に入りスポット「アクアウォーク大垣」に立ち寄り、施設内で少し遅めの美味しい昼食をいただくことに。たくさん歩いてお腹が空いていたため、大満足のランチタイムとなりました。

約8年ぶりに訪れた岐阜県養老町の旅。 懐かしい思い出の再訪から新しいスポットでの驚きまで、たくさんの魅力に触れることができ、やっぱり最高の旅となりました。心も体もリフレッシュできたので、また季節を変えて訪れたいと思います。

地図

〒503-1267 岐阜県養老郡養老町高林1298ー2

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