保田ヶ池公園・三好稲荷閣・満福寺 散策旅 緑あふれる水辺の風景と歴史ある寺社を巡るひととき(愛知県みよし市の旅 : 2026-09-20)

 

 

保田ヶ池公園・三好稲荷閣・満福寺(愛知県みよし市)

2026年9月20日に訪れた愛知県みよし市散策旅の後半をお届けします。

前編では「伝承の里 ふるさと会館」や美しい日本庭園「鶴駕苑」で心安らぐお抹茶タイムを楽しみましたが、みよし市の魅力はまだまだこれだけではありません。

伝承の里ふるさと会館・イオン三好ショッピングセンター 散策旅:思いがけないハプニングと鶴駕苑で味わう癒やしの抹茶タイム(愛知県みよし市の旅 : 2026-09-20)

ふるさと会館と素晴らしい庭園を後にした私が次に向かったのは、道路を挟んで目と鼻の先にある「保田ヶ池公園」です。緑豊かな水辺の風景と開放感あふれる公園空間、そして街の歴史を感じられる寺社や便利な複合施設まで、みよし市の魅力をさらに深く体感できた後半の散策の様子をご紹介します。

斜面を生かした景色が魅力 保田ヶ池公園の南エリアでリラックス

道路を渡って足を踏み入れた保田ヶ池公園は、大きな「保田ヶ池」を中心とした魅力的な地区公園です。池の周囲には約1kmの遊歩道が綺麗に整備されており、豊かな木々や綺麗な水辺の景色を眺めながらゆったりと散策を楽しむことができます。

公園内を歩いてみて、特に印象的で魅力を感じたのが「南エリア」でした。

ここには鮮やかな緑の芝生エリアがどこまでも広がっているのですが、大きな特徴は地形に心地よい高低差があることです。大型複合遊具が設置されている場所も、単なる平坦な広場というわけではなく、小高い斜面を上手に生かした造りになっています。

園内をのんびり歩いていくと、視点の高さや地面の起伏が次々と変化し、設置されている遊具もその独特の地形に合わせて工夫して配置されています。変化に富んだ景観を眺めながら歩くだけでも、実にワクワクした気分にさせてくれます。

さらに高台にある展望テラスに立つと、地形の低い位置にある「そらまめ池」や、その奥に優しく広がる新緑エリアを一望することができました。心地よい秋風が頬を撫で、目の前には青々とした緑と穏やかな水面が広がります。

「ずっとここに座って、まったりと時間を過ごしたいな……」

そう心から思えるほど、日頃の忙しさを忘れてリラックスできる本当に素敵なエリアでした。

カネヨシプレイスから続く水辺 保田ヶ池で出会ったカヌーポロの風景

心地よい南エリアの景観を存分に堪能した後は、「そらまめ池」の脇を通り抜けて北側へと向かって歩を進めました。すると、目の前には一気に視界が開け、広々とした「保田ヶ池」の水面がドドンと姿を現しました。

池の外周には約1kmの遊歩道がぐるりと続いており、周囲の木々や水辺の爽やかな風を感じながら歩くことができます。ジョギングや日々の散歩を楽しむには、まさにうってつけの素晴らしいコースですね。私も池の美しい水面を左手に眺めながら、ゆったりとした足取りで西側へと向かって進んでいきました。

しばらく歩いていると、池の水上に何やらゴールのような構造物や目印が浮かんでいるのが見えてきました。

実はこの保田ヶ池には「カヌーポロ」の本格的な競技施設が設置されており、なんと2004年には世界カヌーポロ選手権大会が開催された実績があるのだそうです。

カヌーポロとは、1人乗りのカヌーに乗って水上で行うスポーツで、ハンドボールと水球を組み合わせたような激しくも魅力的なチームスポーツです。この日も池の上では、選手の方々がカヌーを巧みに操りながら熱心に練習に打ち込む姿を見ることができました。水しぶきを上げながら素早く向きを変えるカヌーの動きは迫力満点で、思わず足を止めて見入ってしまいました。

今回の旅の前編では、三好公園の三好池がアジア競技大会のカヌー競技会場になっていることを知りましたが、ここ保田ヶ池でもカヌーポロが盛んに行われていることを知り、「みよし市はカヌー競技と非常に深い関わりや歴史がある街なのだな」と、改めて大きな学びを得ることができました。

神聖な雰囲気に包まれる 三好稲荷閣への参拝

保田ヶ池公園の素敵な水辺と緑のロケーションをたっぷり満喫した後は、いよいよ帰りの名鉄バスに乗車するため、赤池駅方面行きのバスが発着する「三好バス停」を目指して歩き始めることにしました。

バス停へ向かってのんびり街中を歩いていると、その道中に風情ある佇まいの寺社を発見しました。「三好稲荷閣」と「満福寺」です。

こちらは隣接する同じ境内で参拝することができるようになっており、みよし市を代表する歴史ある寺社スポットとのこと。せっかくの機会ですので、足を止めて参拝していくことにしました。

まず三好稲荷側から境内へと向かうと、参道の入口左右には大きな狐の銅像が凛とした姿で鎮座していました。稲荷神のお使いとして広く知られる狐が、優しく、そして威厳をもって参拝者を迎えてくれているかのようです。

そしてそのすぐ後ろには、立派で大きな鳥居がどっしりとそびえ立っています。鎮座する狐の銅像と大きな鳥居が並び立つ光景には、神聖な場所へ足を踏み入れる直前の、どこか引き締まるような厳かな雰囲気が漂っていました。深く一礼をして鳥居をくぐり、静かな境内へと足を進めていきます。

境内西側に位置する「三好稲荷閣」は、鮮やかな朱色の本殿が大変印象的で、強く目を引きます。本殿の後方には朱色の鳥居が美しく立ち並んでおり、その奥には奥の院が静かに佇んでいました。

後で調べて分かったことですが、こちらは毎年8月下旬に開催される「三好大提灯まつり」でも非常に有名なお稲荷さんなのだそうです。高さ11mを超える世界最大級の大提灯が掲げられるお祭りだそうで、いつかその賑やかな祭りの時期にも訪れてみたいものですね。

落ち着いた境内と蓮の葉が美しい 満福寺の静寂

三好稲荷閣に隣接する「満福寺」にもあわせてお参りをしました。

満福寺は浄土宗の寺院で、お寺の由緒を辿ると、なんと奈良時代に行基が救世観音を祀ったことに始まると伝えられている大変歴史の深い名刹です。

境内は広々としていて開放感があり、重厚で大きな社殿がどっしりと構えています。そして境内の庭には、大きな鉢で大切に育てられた蓮の葉がいくつも並べられていました。青々とした大きな蓮の葉が水面に浮かぶ様子はとても風情があり、眺めているだけで心がすーっと落ち着いていくのを感じます。

みよし市の賑やかな市街地の中に位置しながらも、境内の背後には豊かな木々が広がり、日常の喧騒を忘れさせてくれるような大変落ち着いた静寂の雰囲気が漂っていました。歴史の深さに思いを馳せながら、穏やかな気持ちで参拝を終えることができました。

バス待ちの時間を快適に過ごせる複合施設 サンライブでのひととき

歴史ある寺社での参拝を終え、そろそろバスの到着時刻が近づいてきたため、目的の「三好バス停」へと移動しました。

バス停の目の前には「サンライブ」という名前の大きくて綺麗な建物があり、バスが到着するギリギリの時間まで、こちらの館内でゆったりと休憩させていただくことにしました。

この「みよし市図書館学習交流プラザ サンライブ」は、2016年7月に開館した施設で、市立中央図書館と生涯学習センターが一つに統合された素晴らしい複合施設です。

館内へ入ってみると、明るく開放的な空間が広がっており、蔵書が豊富な図書館はもちろんのこと、市民の学習や交流のための様々な部屋やフリースペースが機能的に設けられていました。館内は非常に清潔で心地よく、地域の方々が思い思いに読書や学習に励む温かい雰囲気に満ちていました。

散策の最後にこのような快適で素晴らしい施設に出会うことができ、大変得をした気分になりました。

みよし市初散策を終えて

サンライブで涼しく快適な休憩時間を過ごした後は、到着した名鉄バスに乗り込み、スタート地点であった赤池駅経由で無事に帰路につきました。

今回、初めてみよし市という街を半日かけてじっくりと訪れてみましたが、豊かな自然を感じられる公園や水辺、歴史ある寺社、そして使い勝手の良い素晴らしい公共施設など、街のあちかに魅力的なスポットがたくさん詰まっていることを実感しました。

最初の目的だった三好公園がアジア大会の準備で完全閉鎖されているというハプニングから始まった旅でしたが、だからこそ出会えたコミュニティバスや鶴駕苑での呈茶、保田ヶ池公園の素晴らしい景観など、思わぬ嬉しい発見の連続となりました。

みよし市の魅力をたっぷり知ることができたので、次回訪れる機会があれば、今回入れなかった三好公園と三好池の散策にもぜひリベンジしてみたいと思います。

みなさんもぜひ、バスや徒歩でのんびり巡るみよし市の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

 


地図:保田ヶ池公園

データ

  • 所在地:〒470-0224 愛知県みよし市三好町大慈山

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