【名鉄 桜駅周辺】歴史と緑が交差する南区散歩!桜神明社・富部神社・呼続公園を巡る旅(名古屋市南区の旅:2026-08-14)

 

桜神明社・富部神社・呼続公園(名古屋市南区)

名古屋市南区に位置する名鉄名古屋本線の「桜駅」。どこか佇まいのある素敵な駅名に惹かれ、2026年8月14日、この駅を起点とした周辺散策に出かけることにしました。

南区といえば、これまでにも「イオンモール新瑞橋」や「笠寺公園」、「笠寺観音」、「道徳公園」といった名所を訪れたことはありましたが、それ以外のエリアに足を踏み入れる機会はほとんどありませんでした。

はじめて利用する桜駅から静寂な街並みをめぐり、最終目的地であるイオンモール新瑞橋を目指す、情緒あふれるお散歩旅の模様をご紹介します。

住宅街の中に静かに佇む名鉄「桜駅」

旅の出発点は、名鉄 桜駅です。初めて降り立つホームからは、どこか落ち着いた地域の日常が伝わってきます。

改札を出て周囲を見渡すと、駅は静かな住宅街に密接するように建てられており、地域の人々の暮らしにそっと寄り添っているような佇まいが印象的でした。

まずは、駅からほど近い南側に位置する最初の目的地へと足を進めます。

境内に歴史の痕跡を残す「桜神明社」へ

桜駅からすぐ南側には、駅名と同じ名を冠した「桜神明社(さくらしんめいしゃ)」が鎮座しています。

周辺の住宅街は家々が心地よく密集しており、路地のような細い道をぬっていくと、左手に神社が姿を現しました。

こちらの神社は、境内に「桜神明社古墳」を有するという、全国的にも珍しい歴史的な特徴を備えています。境内は細部まで綺麗に清掃が行き届いており、一歩踏み入れるだけで背筋が伸びるような神聖な空気に包まれました。

また、境内では石でつくられた味わい深いお賽銭箱を目にすることができました。石製のお賽銭箱に直接触れる機会は久しく、その佇まいにしばし見入ってしまいます。この日の旅の静かな無事を祈願し、次の目的地へと向かいました。

桃山建築の優美さと歴史のロマンに触れる「富部神社」

桜神明社をあとにし、古くからの歴史を感じさせる塩付街道沿いを西へと進み、「富部神社(とべじんじゃ)」を目指します。

富部神社の大きな見どころは、国の重要文化財にも指定されている格式高い本殿です。そして何より、徳川家康の四男である松平忠吉(まつだいらただよし)ゆかりの地としても知られています。

慶長11年(1606年)、当時の清洲城主であった松平忠吉が病気平癒を祈願し、無事に回復したことへの報恩感謝として、本殿や拝殿、祭文殿、回廊などを建立・寄進したと伝えられています。

また、今回は見落としてしまったのですが、境内には「戸部新左衛門政直(とべしんざえもんまさなお)の碑」も設置されています。

戸部新左衛門政直は、かつてこの地にあった戸部城の城主でした。織田信長の計略にかかり、三河吉田(現在の豊橋市)にて今川義元に殺害されたと伝えられています。その霊を祀るため城跡に建てられた碑が、昭和4年(1929年)に戸部町へ、さらに平成28年(2016年)4月に富部神社境内へと移築された歴史を持ちます。

本殿の手前には重厚な回廊が美しく佇んでおり、その奥に位置する本殿は周囲をぐるりと格式ある透塀に守られています。そのため内部へと直接足を踏み入れることは叶いませんが、塀の隙間や上部から覗かせる本殿の姿は、息をのむほどに艶やかで格別な存在感を放っていました。

朱塗りの鮮やかさや細部に施された精巧な装飾、そして直線と曲線が見事な調和を見せる屋根の反りなど、桃山時代ならではの豪華絢爛で優美な建築様式が今なお美しく息づいています。時代を超えて現代に大切に受け継がれてきたその荘厳な佇まいと色彩の艶やかさに、しばし時が経つのも忘れて心から魅了されました。

瑞々しい新緑と竹林を抜け、静寂の「呼続公園」へ

富部神社での参拝を終え、境内の塀に沿って左手へと進むと、周囲は瑞々しい新緑の色彩に包まれました。さらに奥へと続く竹林の小径を進んでいくと、目の前が大きく開け、「呼続公園(よびつぎこうえん)」へと到着しました。

歴史ある神社のすぐ隣に、これほど開放感あふれる緑豊かな公園が広がっていることに驚かされます。

公園の中央には「曽池(そいけ)」と呼ばれる大きな池があり、中央で上がる噴水が涼やかな表情を見せてくれます。住宅街の中心でありながら、豊かな水辺の風景と緑の深さを同時に堪能できる贅沢な空間です。

敷地内には野球場や遊具広場も整えられており、地域の方々が思い思いの時間を過ごす憩いの場として親しまれていました。

旅は次の目的地へ

呼続公園の静かなベンチで心地よい風を感じながらしばし休息を取った後、公園を東側へと抜けていきました。

次に向かうのは、動物霊園を有することでも知られる「稲荷山 長楽寺(ちょうらくじ)」です。桜駅から始まった南区の散策ですが、歴史ある社寺の佇まいと緑豊かな自然が調和し、深く味わい深い時間を過ごすことができています。

長楽寺から目的地のイオンモール新瑞橋へと至る旅の続きは、次回の記事でご紹介いたします。

地図:富部神社

〒457-0014 愛知県名古屋市南区呼続4丁目13−38

 

Follow me!


なんかいろいろ大好きBLOGをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。